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【Unity】ベイクしたはずAOの目視確認ができない場合の対処

Unityで用意されているレンダーパイプラインの種類を問わず、ベイクされたAO(アンビエントオクルージョン)が、目視確認できない場合の解決メモ。

結論から言うと、ちょっとした行き違いで、AOが目視できないだけ。
下記おさらいの手順通りに進めていれば、AOは、きちんと生成されている。

■設定のおさらい

<完成イメージ>

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PlaneとCubeのインスペクターを開き、名称欄右にある静的を有効にする。
(オブジェクトを複数選択した後、静的を有効にすると1回の手間で済む)

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ディレクショナルライトのモードを混合に設定する。

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ライティングウィンドウで、ライトマップ設定>アンビエントオクルージョンを有効にする。
その後、ウィンドウ下部にある、ライティングの生成ボタンをクリックしてベイクする。(ベイクし忘れ防止の為、自動生成を有効にしておくとよい)

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これで、おさらい完了。
アンビエントオクルージョンが生成されているかどうか3Dビューポートで確認する。

■トラブルシューティング

おさらい通り、きちんと設定したはずなのに、AOが目視で確認できない。
何故なのか。

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目視で確認できない原因は、下記の可能性あり。
・オブジェクトのサイズが小さすぎて具合がわかりにくい。
・オブジェクトにプレビュー用カメラが近寄りすぎている。

まずは、カメラを引いてみて、アンビエントオクルージョンを目視確認してみる。ライトが当たっている部分は、薄くなっているかもしれない。陰影部分を確認した方が目視できると思われ。

また、オブジェクトのサイズを大きくしてもよいかもしれない。
(AOのパラメーターをいじる前に確認)。

ライティングウィンドウ>ライティングの生成ボタンの押し忘れも確認する。自動生成を有効にしておくと安心。(シーンファイルを保存しておかないとベイクされないかもしれないので、ちゃんと保存しておく)。

以上。

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