【クリスタ】素材：３Dオブジェクトの原点を移動して登録する方法

3Dオブジェクトの原点移動についてのメモ。

なにかしら都合により、小物パーツの原点を変更したい場合があるが、これは、クリスタではそういう機能が見つからず・・・。

しかし、CLIP STUDIO MODELER（無料）を利用すれば、素材の原点を編集ことができる（詳しくは取説を参照）。

例えば、クリスタで配置したとき、銃の原点は、中央底面にある、これをグリップの位置にしたいこともある。回転軸がグリップになるので、銃を手に持たせる親子関係にしたときに都合がよい。

ざっくりやり方を説明すると・・・、
CLIP STUDIO MODELERの素材ウィンドウから銃をキャンバスにDrag & Dropして表示した後、オブジェクト構成＞レイアウトで、新規レイアウトを追加し、そこにずらした原点を設定して、新規素材として保存するだけ。

※レイアウトを追加することで複数設定可。
　また、ルート原点を移動したい場合は、XYZ座標ガイドの中心点に
　あわせて、オブジェクト自体を移動する。
　レイアウトを保存したい場合は、下部ツールバー右端ある
　3Dオブジェクトのレイアウトを保存ボタンをクリックする。

こうしておくと、クリスタで素材の銃をキャンバスに配置したとき、レイアウトのプリセットを選択で、原点を切り替えることができるようになるので便利（元の原点の設定を残しつつ）。

初期の原点位置

CLIP STUDIO MODELERで原点位置をグリップへ移動
（グリップが原点になるようオブジェクトを移動した後の図）

なお、CLIP STUDIO MODELERのビューポート操作のショートカットキーは、以下の通り。基本SPACEを押しながらマウス操作で行う。
　・Space + マウス左ボタンドラッグ ：カメラ回転
　・Space + マウス中ボタンドラッグ ：カメラ移動
　・Space + マウス右ボタンドラッグ ：カメラズーム

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＜事例＞
通常バケツの原点は、地面に設置させるため、底面に設定されているが、追加でバケツの取って手を原点にしておくと、手と親子関係にしたとき、バケツを回転させた際のポーズがとりやすくなる（手とバケツの位置がずれないので）。

取っ手を原点に設定してレイアウトを保存

原点を取っ手の位置にしておけば、取っ手の位置で回転できて便利
（そうしておかないとに、位置がずれるので二度手間になる）

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以上。