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Blenderマガジン

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Blendetを利用していて、見つけたTipsや研究記事を掲載しています。
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#ウェイト

【Blender】別オブジェクトへウェイト転送する

ウェイトをつけたオブジェクトから、ウェイトをつけていない別のオブジェクトへウェイト転送する方法のメモ。 <Blender 3.1> ■概要やり方は、下記の2つあり。<別オブジェクトへウェイト転送する方法 ウェイトペイントモードで行う方法 オブジェクトモードのモデファイアーで行う方法 ■下準備立方体を作成する。(転送元のウェイト用) ※追加>メッシュ>立方体 立方体を選択した状態で、ウェイトモードへ切り替える。 次にグラデーションツールでウェイトを適用する。 グラデ

【Blender】オブジェクト同士の接合部分を滑らかに馴染ませる方法

以前、立方体に球体を吸着させる方法を説明したが、接合部分を滑らかに馴染ませる方法をメモしておく。 特徴としては、どんな曲面の変化にも追従すること。 部品と曲面の接面を滑らかに一体型した状態を維持しつつ、いつでも部品の位置調整が可能なこと。(※非破壊編集で再調整が容易) <Blender 2.93.4> なお、この記事は、応用として、下記記事の後半に記載していた部分を分離した後、新たなの手法を追記して再構成した。別の手法もあったとは、なかなか興味深い。この手法もいろいろ応

【Blender】編集モードで、さくっとウェイトを設定する方法

編集モードでウェイト設定する方法は、初見だと意外と知られていない機能かもしれないのでメモしておく。 ウェイトペイントモード使わなくても、ウェイト設定できるというお話。 また、後半で、ビューポートでウェイト表示をしながら編集するやり方も。 ■やり方まず、オブジェクトとデータプロパティ>頂点グループを表示する。 リスト右横にある+ボタンをクリックして、グループを1つ作成する。 <手順> ・オブジェクトの複数頂点を選択。 (エッジループ選択:辺選択に切り替えてAltを押しな

【Blender】ウェイト:頂点グループのミラー反転(UI変更履歴)

頂点グループのミラー反転関係のUI変更メモ。 あと、変更履歴をたどるため、アーカイブ記事も掲載しておく。 ■Blender 2.93でUI変更ラベル名は、「頂点グループをミラー反転」に変更。 有効にするとミラー:Y、Zは、グレーアウトして設定できなくなるように変更された。(※2.92までは、設定できてしまったが、これで、誤操作防止対策ができた模様) 公式マニュアルより: ウェイトペイントの対称オプションが調整されたため、頂点グループのミラーリングとブラシのミラーリングを同

【Blender】ブラシで塗って、ボーンに割り付けたウェイトを反転コピー

ボーンに割り付けたウェイトを反転コピーする際、ブラシで塗るという裏技?のような方法をメモ。 ウェイト調整時の用途によっては、便利かも。 <Blender 2.92.0> ■やり方まず、ブラシの設定で、ウェイト:1、強さ:0にして、すでにウェイトを塗った部分をなぞる。(※空塗りしているイメージか) するとウェイトを反転コピーすることができる。 プロパティ>アクティブツールとワークスペースの設定で、以下の設定を行う。 ・ブラシ設定>詳細設定>蓄積 を有効にする。 ・ブラシ

【Blender】あとから「ウェイトの反転コピー」をする

あとから、左側のウェイトをコピーして、右側に反転ペーストしたい時の方法を紹介。 <Blender 2.83.9> ■やり方左手のウェイトをコピーして、右手に反転ペーストする。 まずは、左手ボーンを選択。 Ctrl+クリックで直接ボーンを選択してもよいし、頂点グループのリストで選択してもよい。 Vertex Spexialo Menu>頂点グループをコピー を実行。 するとリスト最後尾に頂点グループが複製される。 複製された頂点グループを選択して、Vertex Spe

【Blender】ウェイトペイントでちょっと便利な機能の紹介

ウェイトペイント中、試行錯誤した内容をメモしておく。 しかしながら、UI/UXや操作性に一貫性がないのが気になる・・・。 あと、厳密にやろうとすると頂点に設定したウェイト値をリスト化して表示・個々の値を編集する機能が無いのは痛い。 <Blender2.83.4> ■おさらい:ウェイトペイントの導入説明例題として下図のような立方体とボーン(アーマチュア)を用意する。 ※ボーンと表現しているがオブジェクト追加時はアーマチュアを選択。 ※ボーンを増やすには、編集モードで押し出