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釣り人の心得

最近の釣りブームで釣り人口が増え、天気の良い週末は各地の釣り場も大賑わいです。
しかし、人が増えるにつれてトラブルも続出、各地で釣り禁止になってしまう場所が増えています。
近所に住む方々・漁師さん等いろんな人たちのご厚意で釣りが出来ている事を忘れず、最低限のルールは厳守しなければ、いつか釣り場は無くなってしまいます。
改めて、守るべき事を確認してみましょう。

ゴミは持ち帰る

釣りをしていると、釣り具のパッケージ・餌の袋・釣り糸・釣り針・飲食物の袋やペットボトル・壊れた釣り具、その他いろいろなゴミが出ます。必ず持ち帰りましょう。
巻き餌で汚した場所は水で流してきれいにしましょう。
他の人のゴミも持ち帰るくらいの気持ちで。

立入禁止の場所には入らない

立入禁止の場所は危険な場所だったり、漁師さんの網や道具が置いてあったり、私有地だったり。
場合によっては不法侵入で通報されることもあります。
立入禁止の表示がある場所には入ってはいけません。

無断駐車は厳禁

駐車場が無い場所で勝手に人の土地に駐車するのはトラブルの元です。
自分の土地に勝手に駐車されたらどうでしょう?
車で釣行の際は、許可された駐車場かコインパーキングを利用しましょう。

早朝・深夜の騒音に気を付けて

人の話し声・車のドアの開閉音・カーステレオの音等、十分気を付けましょう。
近隣に住んでいる方々には大きなストレスになってしまします。
釣り場を利用させて頂いている事を忘れずに。

釣れた魚のこと

小さい魚はリリースしましょう。
食べられない魚であっても防波堤に置いたまま放置するなど言語道断です。
また、伊勢エビやタコなど捕獲が規制されているものもあります。罰金が課せられる事もあるので注意が必要です。
例えば、うなぎの稚魚を採捕すると3千万円以下の罰金です。


ライフジャケット着用

釣行の際はライフジャケットを着用しましょう。
万が一海に落ちた場合、上がれるハシゴもなく、岸壁には貝や海藻がたくさん付いていてよじ登る事も難しいです。衣服が水を吸うと簡単には泳げません。事故は一瞬です。日頃から万全の備えを。

釣り人同士のマナー

釣り人同士のトラブルも多々ありますので、先行者がいる時には隣に入って良いか、一声かけましょう。(隣に入る場合はあまりにも間隔が狭いと釣りにくくなるので、ある程度間隔を空けましょう。)
隣の方と挨拶をしておくと、トイレなどで離れる時にちょっと荷物をお願いしたり、釣りの情報を色々聞けたりとメリットもあります。



ごく一般的なルールについて書きましたが、その場所ごとにローカルルールがある場合もあります。
例えばルアー禁止等です。
初めての釣り場では現地の看板・注意書き、または周りの人に聞いてよく確認しましょう。

釣り人皆が気を配って、釣り場の環境保全に努める事が今後の釣り場維持につながります。
ルール・マナーを守って釣りを楽しみましょう。

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