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ライター・神田桂一さんのnoteが書籍化!『台湾対抗文化紀行』が11月29日に発売

noteでライター・神田桂一さんが書いた記事が『台湾対抗文化紀行』として晶文社から11月29日(月)に発売されます。神田さんは、出版予定が白紙になったことで、そのために書いていた原稿の一部をnoteで公開。その記事が編集者の方の目に留まり、今回無事出版が決定しました。本書は、グルメと観光だけではない台湾文化の魅力がつまった一冊です。

「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げる私たちは、これからもクリエイターのみなさんの活動をサポートしていきます。

『台湾対抗文化紀行』

2010年代の台湾には、日本の1960年代のように、人びとが「自由」を求め、自分なりの表現に取り組む熱気が渦巻いていた――。

日本の企業社会に嫌気が差し、海外放浪の旅に出た神田さんは、その途上で訪れた台湾に魅せられました。そして現地の人びとと交流するうちに、台湾の対抗文化やDIYシーンの取材にのめり込んでいきます。

著者・神田桂一さん
1978年、大阪生まれ。フリーライター・編集者。一般企業に勤めたのち、写真週刊誌『FLASH』の記者に。その後『マンスリーよしもとプラス』編集を経て、海外放浪の旅へ。帰国後『ニコニコニュース』編集記者として活動し、のちに、フリーランスとなる。雑誌は『ポパイ』『ケトル』『スペクテイター』などカルチャー誌を中心に執筆。ウェブでは『やまもといちろうメルマガ』編集、『本の雑誌』『論座』などに寄稿し、その他マンガ『アイアムアヒーロー』のリサーチなども行う。著書に『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(菊池良との共著、宝島社)、『おーい、丼』(ちくま文庫編集部編、ちくま文庫)。マンガ原作に『めぞん文豪』(菊池良との共著、河尻みつる作画、少年画報社。『ヤングキング』連載中)。
noteTwitter

著者・神田桂一さんのコメント

ある事情で宙に浮いてしまった出版企画(もう完成原稿がある状態)を実現させるために、中身の一部を公開して、版元の編集者にアピールしようとしました。

その際にどの媒体が一番届くのかと考えたときにnoteを選びました。Twitterに投稿すると、晶文社の編集者がリツイートをしてくれたので、コンタクトをとり、完成原稿がある旨を伝えて、会議にかけてもらうことになりました。結果、無事通過して、出版に至りました。

もともとnoteは企画を書いて、媒体募集の際に使ったり、初心者ライター向けにマガジンを発行したりして、使用していましたので、その蓄積も、今回の公開原稿の信用度に結びついたのかなと思っています。

noteは、やはり、まとまった文章を多くの人に見てもらいたいときに威力を発揮する媒体として重宝しております。今回、noteが発端となって本を出せたことで、とても有意義な体験となりました。決してフォロワーは多くないのですが、使いかたを色々と模索したいです。

書誌情報

台湾対抗文化紀行の書影

書名:台湾対抗文化紀行    
著者:神田桂一     
発行:晶文社      
定価:1,870円        
ISBN-10:4794972865
ISBN-13:978-4794972866
判型:四六判         
頁数:170頁

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