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根無し草

終の棲家とするつもりで4年前に山小屋みたいな家を購入。今もそこに住んでいるが、孤独死について考えるとこのままで良いのだろうかとは思う。

ホコリとの終わりなき戦いも一つの場所に長くとどまるからホコリがたまるという見方ができる。そして必ずしも戦う必要はない。戦場を放棄する選択肢もあるということだ。どんだけ掃除をしたくないんだ、僕は。

たしかに家にこだわる理由は失われつつある。家族があれば共通の帰る場所として大きな意味を持つだろう。しかし、今のところ結婚するつもりも実家に戻るつもりもない。

日頃の生活を振り返ってみてもネットとPCさえあれば十分な気がしている。服に興味はないし、冷蔵庫も冷凍のおかずが少し入っている程度。衣食住のうち2つが定住の理由にならない。

やはりネットの存在は大きい。ゲームやマンガにテレビはネット配信でほとんど不自由なく満喫できる。仕事も一応アプリ開発ということで場所を選ばず働ける。半分趣味の個人開発なのでリモートワークですらないのだ。

ノマドワーカーという働き方があると聞く。ネーミングはしゃらくさいが、一つの理想形ではあると思う。ただ、僕はバカンスを楽しみたいのではない。快適に引きこもりたいのである。

↓次回につづく