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ガッツが足りない

最近だとスプラトゥーン2に対する諦めがとくに早かった。最近といっても6年前になるが、前作の評判を聞いて対人ゲームと知った上で発売日に買ったのに一度も対戦することなく積みゲーの仲間入りを果たした。

そもそも戦っていないので負けていないし、悔しくもない。勝利を諦めたというより、挑戦することを諦めたのである。

少なくとも購入した時点で挑戦する意思はあった。仕事は忙しかったが、ゲームを遊ぶ時間くらいは何とでもなる。

ただ、実際に遊ぼうと思ったら存外に腰が重い。これは気力が足りないのだと気づいた。時間は捻出できても仕事で消耗した気力は自然に回復するのを待つしかない。

僕は失敗して練習して上達するサイクルを繰り返すのが好きだ。これを努力と人は呼ぶのかもしれないが、僕としては過程自体が楽しいので努力とは思っていない。ゲームにはまさにこの過程を求めている。

対人ゲームならこの過程のずっと先におそらく勝利がある。敗北の悔しさは当然勝利を欲するだろう。しかし、僕は過程を楽しみたいのだ。

目的は手段になり、楽しい過程も勝利への努力に変化する。
努力するにはどうしても気力が必要になる。


次回、勝利編のまとめにつづく。まとまるのかな……