警察ガチャ
まだ警察のお世話になったことはない。が、平穏な毎日が送れているのは日本人の国民性に加えて、間接的には警察の治安維持のおかげでもあるのだろう。
前回、警察に優秀な人もいればそうでない人もいると書いたのはあくまで組織としての一般論で、実情はまったく知らない。ただ、Wikipediaの情報がある程度正しいならスマイリーキクチさんの事件には両方が登場したようだ。
全体を読むと人間不信が加速して創造主が知ったらリセマラからやり直したくなるんじゃないかと思うが、登場人物中の警察関係者だけに注目しても暗澹たる気持ちになる。ネット犯罪に詳しい刑事さんがいてくれて本当に良かった。
子供は生まれてくる親を選べないことから親ガチャなんて言葉が一時期話題になった。同じことが警察にも言える。
スマイリーキクチさんは警察ガチャで当たりを引いたのだ。親ガチャと違ってチャンスは一度きりではないとはいえ、当たりを引くまで諦めなかったのは相当にメンタルが強いと思う。
「殺されたら捜査しますよ」がキラーフレーズすぎてハズレガチャを擁護するのも少しためらうが、その警察官も制度上の限界か何かで忸怩たる思いがあったのかもしれない。
……そうであってほしい。