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金銭感覚

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お金は上手につかいたい。不定期更新。
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#読書嫌い

知識の商品価値

文芸の魅力は体験にあるのだろう。語感を味わうとか、行間を想像するとか、著者や登場人物に共感するとか。僕は文字情報の理解におそらく人一倍の労力を要するため、面倒くさいが先に立つ。だから敬遠している。 noteや書籍の文章は体験を目的とするものばかりではない。言語は知識を伝える。文芸はそこから派生した一例に過ぎない。 ここからが本題で、僕は知識にもお金を払いたくない。 基本的に知らないよりは知っている方がいい。情報を制するものが世界を制すという言葉にも頷ける。が、知識を売買

読書嫌いの自己分析

noteにこれを書くのはいささか憚られるが、お金を払ってまで文章を読みたいと思わない。文筆業を全方位にディスっているのではなく、僕個人の問題として文字から情報を得ることに少なからず負荷を覚える。 いくらガンダムが好きでも組み立てが苦手な人はプラモデルを買わないだろう。それと同じ理屈だ。 文章は先頭から末尾まで直列に文字が並んでいる。途中に改行や段落があっても本質は変わらない。その直列データを分解して立体的に再構築することでようやく理解に至る。僕はこれが不得手らしい。電話が