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#わたしにとって歌とは No.8


こんばんは。

インフィニ☆でいつもメゾ辺りの音を歌っています、副長です(笑)

「私にとって歌とは」、第7弾の投稿となりますが、仲間たちの歌に対する思いを読んで胸が熱くなりながら、自分にとっての歌ってなんだろう?と漠然と考えていました。


私は音楽の仕事に就いているので日常的にピアノを弾いているのですが、私にとってピアノは、"ずっと一番大好きだけど、いつまでも近づけない憧れの存在"なんですよね。

それに対して歌は、"物心ついた時からいつも口ずさんでいて、気が付くといつも傍にいる存在"。

ピアノ -永遠の初恋の人、歌 -いつも傍にいる幼なじみ、みたいな。(笑)

まるで少女マンガの相関図のようですが、本当にそんな感じです。


音楽ってとても美しいものだけど、奏でる人の感情や生き方、感覚が生き写しのように表れるところが、本当に面白いな、と年齢を重ねるごとに感じます。

特に歌は、その人の話し方や表情、しぐさ、言葉の紡ぎ方までが表れるので、どの音楽よりも思いが伝わりやすくて、その人"らしさ"が滲み出ます。

そんなところが、愛おしく感じるくらい人間くさくて私は大好きです。

私にとっての音楽は、いつも人と結びついているから、歌もピアノも、息をする生き物のような存在として、私の中にあるのかもしれません。


そういえば、この前家の古い本棚で、懐かしい本を見つけました。


「歌はともだち」。これを見て「懐かしい!」と思ってくれる方はどのくらいいるのでしょうか?

これは小学校に入学した時に学校でもらったものなのですが、童謡から合唱曲、歌謡曲など、とにかくいろいろなジャンルの歌が172曲(!)載っています。

私は当時、とにかくこの本が好きで、全部の曲を歌えるようになりたくて、なんと家の中でも持ち歩き、まるで二宮金次郎のようにいつも片手に「歌はともだち」を持って常に口ずさみながら毎日を過ごしていました。


学校の音楽の授業では1回もこの本を使うことはなかったので、お友達の本はみんなピカピカだったのですが、私のものだけは可哀想なくらいボロボロに(笑)

久しぶりに中を開いて口ずさんでみましたが、メロディーも歌詞も不思議なくらい、するすると自分の口から流れてくるんですよね。


何十年も思い出すこともなく、すっかり忘れてしまっていた曲たちだったのに、久しぶりに会ってもすぐ当たり前のように私に寄り添ってくれて、うきうきと楽しい気持ちにさせてくれる、やっぱり"幼なじみ" みたいなかけがえのない存在でした。


そんな大切な"幼なじみ"のような歌を、大切な仲間と一緒に歌い続けていられる"今"という時間が、たまらなく愛おしいなぁと思う今日この頃です。

おしまい♪

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