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【day9】阿蘇の大地とわたしの涙 ~書く習慣1ヶ月チャレンジ~

おはようございます。ineです。
書く習慣1ヶ月チャレンジ(※)、9日目です。

※このチャレンジは、いしかわゆきさんの著書『書く習慣 ~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』の30日チャレンジのテーマに沿って書いています。

朝から風がビュービュー。雲の間には青空が見えているのに急な雨音。いつもの朝とは違った表情を見せてくれています。同じ日は二度とない。空を見ながら、そんなことをぼんやり。

さて、今日も今日とて書いていきますよ。


day9のテーマ
☞「最近泣いたこと」

昨日のテーマは、怒ったこと。
今日は、泣いたこと。

わたしはどちらかというと、怒り成分は少ないほうですが、泣き成分は多い方だと思います。ただ人前で泣くことはあまりなく、映画やテレビなどを見てひとり涙…というシーンが多いかな。

さらに「泣く」を分解すると、かなしくてというより、感動して涙するほうが多いです。

最近泣いたこと、を考えてみると、ふと何かの拍子にひとり泣きしていることは多くて、「わたしノート」に思いをつづりながら、うるっときたり。ときには、本を読みながら、目頭が熱くなったり。

そんなわたしが、最近人目もはばからずに大号泣したことがあります。そのときは、尋常じゃなかった。その体験を書いてみようと思います。


人生初の「多次元キネシオロジー」

「キネシオロジー」という言葉をはじめて聞くことになったのは、こちらのnoteにも書いた熊野旅でのこと。山伏ガイド・中澤さんの案内で、2泊3日で訪れた熊野(和歌山、三重、奈良)の道中、旅をご一緒した方にちょっと不思議なお話をされました。

「あなた(わたしineのこと)のハイヤーセルフからのメッセージで、ある場所へ行くといいんじゃないかと言っている」と。

その場所は、南阿蘇にあるというのです。熊野にいながら、故郷・くまもとの話題が出てくるのも不思議だったのですが。なんとも分からないけど、これは「行く案件」なのだろうと直観で思いました。

旅から帰ってきて、すぐに予約をとったのですが、HPにはこう書かれてありました。

多次元キネシオロジーは、身体の反射によって、
潜在意識にアプローチしていきます。
本来の自分にアクセスし新たな可能性を開いてゆきます。

多次元キネシオロジーに使用するツール

カバラ音叉 惑星音叉 クリスタルボール
メディスンドラム フラワーエッセンス 環境エッセンス
WOTEアロマ ミカエル・ザヤットアロマ 
クイントエッセンス クリスタル オラクルカード
アセンデッドマスターエナジー

正直いって、多次元キネシオロジーが何なのかはいまいちよく分かりませんでした。使用されるツールにも聞きなれない名前がずらり。だからといって、「あやしい」という感情も出て来ず。

HPに書いてあったこの言葉が、さらにわたしの中に響いてきました。

どこまでも透明
どこまでもここちよく
本来の自分に還る

ホリスティックなアプローチで身体の声を聴きながら
ボディ、マインド、スピリットのバランスを調えます

なにはともあれ、行ってみたい!!!
予約がとれたのは、年も暮れに近づいた12月のおわりでした。


まるっと生まれ変わるような体験

サロンは、阿蘇のカルデラ(火)と、水源地帯(水)のエネルギーにつつまれた場所にありました。窓の外には雄大な外輪山が広がる、自然のど真ん中にあるぽつんと一軒家。施術用のベッドが置かれたサロンの一室から、その贅沢な眺めが一望できました。空間そのものが調和がとれていて、インテリアセンスにもうっとり。一目でこの場所が気に入りました。

向かう途中の景色。阿蘇の雄大さにほれぼれ
ベッドからは、阿蘇の外輪山。癒やされること極まりない


じっくりとカウンセリングをしていただいたあと、ベットに寝そべり、いよいよ多次元キネシオロジーの施術がスタート。わたしは、目を閉じてその時間にただ身をゆだねました。

身体にそっと手をふれられて、質問のようなものを投げかけてくれるのですが、答えながら、なぜかわからず涙がこぼれてくるのです。体内にある水分すべてが涙に代わって流れ出たといってもいいくらい、自分でも驚くほどに泣き続けました。

質問のなかには、インナーチャイルド(内にいる子ども)に働きかけるものがあったようです。

すっかり忘れていた幼き頃の自分を思い出す場面もありました。親から言われて傷ついていた気持ち。ガマンして化石化していた固いブロック。大人になった自分は、とくべつ気にしていなかった(と思い込んでいた)ことが、結局のところ、ただ眠ったまま、傷として残っていたのだと自覚できました。

そうか、見て見ぬふりしていただけだったんだね。ごめんね。

幼い頃の体験や思考って、大人になると大半は忘れているから(というか、忘れないと生きづらいですもんね)、自然と“ないもの”にしている。未消化のまま、ただぎゅっと押しつぶして小さくしているだけで、心の中には、しっかり残っている。しかも、ガチガチのまま。

そこに、ていねいにアプローチしてくれたおかげで、眠ったままの傷が、浄化されていく時間となりました。

濃厚な数時間が過ぎ、出すものを出し切ったあとは、得も言われぬ軽やかさを実感。まるで純粋無垢な赤ん坊がこの世に誕生したときのような、生まれかわりと思えるような、自分のなかに余計なものがない爽快さを感じて放心状態。そこが、阿蘇というだけで、輪をかけて特別すぎる体験。

インナーチャイルドのケアも、初体験。そこにきて、音叉やアロマエッセンス、カードを用いた多次元キネシオロジーのすばらしさは、たった一度の体験で十分わかりすぎるほどでした。

調和のとれた室内。居心地よくてまったり
施術用のお道具がずらり


「泣く」という行為。大人になると、ガマンするのはなぜでしょう。
人前で泣くのはみっともないから? 
そんな自分を大人げないと批判しつづけますか?

わたし思うんです。
泣きたいときは、思い切り泣いていいんじゃないかって。

阿蘇でキネシオロジーを受けて嗚咽するほど思いっきり泣いて、そこからはひとつブロックが外れたよう。泣きたいときはガマンしなくていいや、と思えるようになりました。だから最近は、涙の浄化時間が増えています。



書く1ヶ月チャレンジ【day9】は、
忘れられない、最近泣いたこと。
これにて、おしまい。


◎訪問した多次元キネシオロジーのサロン(熊本県南阿蘇村)はこちら☟


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