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岩手-宮城旅行

7/12-15にて、ちょっと早い夏休みをいただきました。
私実家が宮城なのですが、この機会にもうちょっと羽を伸ばして、岩手の一関・平泉を観光してきました。

まずは夜行バスで仙台までいき、朝食をいただいてからまたバスで一関へ。
実家からも一関は車で約1時間くらいなのですが、一関へ赴くのはずいぶんひさしぶり。
駅構内には早速大谷翔平グッズがずらり

時の人。まさに地元のスターですね。

一関のリトルリーグから、いまやメジャーリーグへ。
夢がありますね。
私も野球は好きですのでかかさずチェックしてます。

お昼くらいに一関へついて予約していたレンタカーを借り、まずは厳美渓へ。
ここの「かっこうだんご」が食べたくて向かいました。

「空飛ぶだんご」との記載の通り、かごにだんごをのせて滑降します。
渓流の間、崖と平地の間をすべるように移動します。
まずはかごにお金をいれて、コンコンと呼び板を叩くと、それに呼応してかごを店員が崖上から引く。
そしてだんごとお茶をかごに入れると、スーッとロープを緩めて平地の受取所までかごを飛ばします。

小さくUFOのように見えるのがだんごの入ったかご。
目の前のおじさんは関係ない。

だんごも美味しかったし、かつ関心したのはかごのなかのお茶がこぼれていないこと。
普通の紙コップに緑茶が注がれているだけでふたもないのですが、ゆれるかごのなかでも決してこぼれない。
これにはロープを操る職人芸的なものがあるのかもしれません。

あと関係ないけれども、「かっこうだんご」の店内を覗いてみると、だんご屋には不釣り合いな往年の音響機材が。

テープマシンにそそられる。

だんご屋との因果関係は不明ですが、かの地一関は日本で一番音がいいとされるジャズ喫茶「ベイシー」が所在を構える土地。
ベイシーは残念ながら休業中とのことで行けませんでしたが、こちらの機材にもそそられるものがありました。

「かっこうだんご」を後にして向かったのは、5月から10月末までしか営業していない温泉地「須川高原温泉」へ。
こちらもかなり久しぶりで、小さい頃に行った思い出の地。
私が温泉にハマるきっかけになったところで、小学生くらいのとき日帰りでいったのだけれど、好きすぎて1日で風呂に7回も入るという記録を叩き出したところでもあります。

こちらも道程はうろ覚えでしたが、やたらと長い山道を車で登ったという記憶しかなく、そのあいだにボロボロの空き家とか、得体の知れない廃校跡などがあり、怖い思い出しかありませんでした。
父親が途中で山菜採りに出掛けて、山中の路肩でひたすら車の中で留守をしていたという経験もあったので、なおさら道程にはいい思い出がない。

今回、大人になってから車で向かうと、やはり20キロ以上もの山道をひたすらくねくね上り続け、途中ガードレールがなかったり道が一車線くらいしかなかったりで(子供の頃とは違った意味で)怖かったですが、天気もよく眺めもよくて、ドライブとしては最適でした。

到着。

到着すると、記憶通りの赤い屋根。
昔はもっと混んでいた記憶があったが、平日なのでそんなに人はいませんでした。
記憶では館内にゲームセンターがあったんですが、そちらはすでにない。
また、温水プールがあったのですが、震災の折に潰してしまったとのこと。

ただ記憶とおりなのは、やっぱり圧倒的な硫黄の香りとエメラルドグリーンの温泉。

最高というほかない

懐かしい気持ちが込み上げてきて、すぐさま露天風呂へ。
ロケーションもよく酸性泉にめいっぱい浸かりました。
大人になっても子供の頃のような気持ち。


夕焼けも美しい。

夕ご飯をいただいて、隣の秋田県側にある「栗駒山荘」の露天風呂もいただきました。

公式サイトより。
目の前がすぐ崖。

夜でしたが誰もおらず、まさに独泉。
三日月を頭上に仰ぎつつ入るお風呂はこの世のものとは思えず、最高の気分でした。

つづく。


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