50歳を前に想う事、ラスト

人間50年と言われる時代もあったし、ある意味寿命を迎える歳になった。

私のような目立たない人間が振り返ってもドラマチックな事は何もない、ホントに人に語る話がつまらなすぎて申し訳ない、そんな私でも今日まで生きて来た。

振り絞って考えると、私は娘に生かされていると想う、仕事が辛くても、人間関係に頭を痛めても、娘を育てる、一人前にする、これだけは変わらなかった。

そう考えてみると、私は娘に深く深く感謝しなければならない、私は娘を育てたのではなく、娘に生かされて来たのだから。

もう、私のそばから巣立ちの時間を迎えるけれど私の親としての最後の役目は娘に御礼の言葉を伝える事ではないだろうか、あなたがいるから今日まで生きて来られました、あなたの笑顔に支えられて生きて来ましたと。

私はまもなく50歳になり、人生のゴールに向かって進んで行く。その区切りとして娘に伝えよう、そう想う。

そんな素晴らしい娘がいる私は幸せだ。

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