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さぁ、高次元波動の話をしよう![#2] 思ったことが現実化する

 「思っていることが現実化する」というのは、多くの人が何となく理解していることかも知れません。不安が的中して心配ごとが本当に起こってしまったという経験は誰にでもあるでしょう。その一方で、願いごとは中々叶わないというのも良く聞く話です。そんなの全くの偶然だと思っている人もいるでしょう。でも、あなたの思いと、あなたの目の前の現実は完全に同期しています。あなたの思いが三次元の物的世界に投影されたのものが、あなたの見ている現実と言って間違いありません。しかもそれは、例外なく厳格な法則に従って起こる現象なんです。

 では、どうして思っていることが現実として起こるときと、そうでない時があるのでしょうか。いくら強く願っていても叶わない願望があります。思ってもみないことが突然起こることもあります。一見、厳格な法則などないように思える、思いと現実の関係ですが、少しでも高次元世界についての理解が進むと、いたく当たり前のことだと腹落ちして分かるようになることでしょう。

 あなたの思いとは、何でしょう?頭の中で常に現れて消え、消えては現れる思いは、あなたの顕在意識の思いです。あなたの思いとは、顕在意識だけではありません。心の奥にある思い、潜在意識の存在を無視するわけにはいきません。
 潜在意識は無意識の思いですから、普通は自分ではコントロールできません。例えば、あなたが意識できる顕在意識で、プロ野球選手になりたい!と強い思いを持っていたとしても、無意識の潜在意識では、どうせ私なんかプロ野球選手になれっこない!と思っていたとしたら、あなたの思いは単純ではないですよね。後者の思いが勝れば、プロ野球選手になりたいという願望が叶うことはないでしょう。

 あなたの思いは、顕在意識と潜在意識だけでなく、さらに様々な要因が複合的に重なり合った複雑なものです。過去のトラウマ、つまり、過去の経験で心にできたキズが、知らず知らずの内にあなたの言動にブレーキを掛けたりします。
 過去世のトラウマというのもあります。あなたという人間は、心が主で肉体が従です。心が人間の本体であって、その心(=魂)は永遠に死なない生き通しの存在です。そしてあなたは繰り返し輪廻転生をして、この世に肉体を持って生まれてきて、様々な経験をして成長するために今世の人生を送っています。生まれて来る時には、前世や遠い過去世の記憶は全て忘れて生まれてきます。覚えていたら今世での修行になりませんから、過去世の記憶は全て忘れてくるのです。
 ところが、過去世の経験で負った心の大きなキズは、今世においても忘れることができずに潜在意識の中に残ってしまうことがあります。それが過去世のトラウマです。

 過去世のカルマもあなたの思いに影響を及ぼします。過去世において、あなたは周りの人たちとの間で何らかのトラブルを引き起こしたかも知れません。その時相手は、怒り、怨み、妬みなどの気持ちを起こしたハズです。その思いが強いと、その相手の人はその思いを忘れることなく、しかも増幅してあなたに対するネガティブな念を持ち続けることになります。過去世のその相手の人は、輪廻転生で生まれ変わって別の人として今世を生きているかも知れませんし、魂の存在として高次元世界(あの世)に存在しているかも知れませんが、いずれにしても、その相手の人のネガティブな念が、今、あなたの思いに影響を与えています。そういう状態のことを「人霊の憑依がある」と言います。ほとんど全ての人に多かれ少なかれ人霊の憑依はあるものです。

 無意識の内にあなたの心を左右するものはその他にもたくさんあります。常識、知識、経験知・・・。社会の常識は、誰かの都合で作り出されたものも少なくありません。そして、高々数十年ぽっちのあなたの人生の経験・知識など、宇宙全体からしたらほんの浅はかな知恵に過ぎません。間違いだらけであっても不思議ではないですよね。これらは、あなたの思いを大きく左右します。ひいては、あなたの目の前の現実をも大きく変えてしまいます。

 「あなたの思いが現実化する」という法則は、「因縁果」の法則と言います。あなたの目の前の現実が「果」です。因と縁の結果起こる現実が「果」です。逆に言うと、現実として現れている「果」には、その根本原因である「因」と、その現実が現れる環境である「縁」が必ずあります。因がなくても、縁がなくても、果は現れません。
 ですから、もし何か人生の問題があるときは、解決するためにはその問題の根本原因である「因」を解消することが一番重要です。「因」が消えれば「果」は自然と消えます。「果」を消しても、「因」が残っていれば、「果」はまた現れます。違う形で現れることもありますが、とにかく「因」がある限り「果」は出て来ます。人間関係の問題も病気も金運も全て、因縁果の法則で現れているんです。例外はありません。
 病気や人生問題を確実に解決するには、「因」と「縁」と「果」の全てに対処することです。「果」は三次元の物的世界に現れる現象ですが、「因」と「縁」は、物的世界のことだけでなく、高次元世界についてもある程度理解しないと対処できません。先述した、過去世のカルマとか、人霊の憑依が因になっているケースは少なくありませんが、これは高次元波動を使えるようにならないと、なんとも対処ができません。「因縁果」の話は、まだまだあるので、また機会を改めて詳しくお話しましょう。

 「思ったことが現実化」してしまうのですから、あなたの思いをキレイにすれば、運気が上がるハズでしょう!複雑なあなたの思いの一つひとつを浄化していくことが、健康で幸せな人生を送るには欠かせないことです。あなたが意識できる思いも、無意識の思いもまずは、すべてキレイに浄化してから、あなたが宇宙の理に適った願望を持つとき、願望はパッと叶います。奇蹟かと思うようなことなのですが、願望が叶うのは、理屈が分かれば当たり前と分かります。それを実践すれば良いだけです。時空研の高次元ハウツーはそういう実践のハウツーだと理解すればよいでしょう。

 最後に一つ、シンプルだけど超重要な願望成就の実践ハウツーを紹介します。「願望は必ず過去完了形で言う」です。
 神社に参拝に出かけて神前で「田中花子の病気が治りますように!」なんて願いごとを唱えますよね!治りますように、って言っているということは、あなたは田中花子が病気であることを認めている証拠ですよね!!思っていることが現実化するのですから、あなたが認めている状態、つまり田中花子が病気であることが現実化します。あなたは、病気が治ることを願っているつもりで、実は病気である状態を必死に願っていたことになります。なんということでしょう!ほとんどの人がこのことを知りません。お気の毒に。。。

 ですから、願望成就を願う時は、願望が叶った状態を強くイメージして、過去完了形で言います。「田中花子の病気が治りました。ありがとうございました」、または「田中花子が毎日元気に楽しく働けるようになりました。ありがとうございました」などと言います。病気が治りましたと、直接的に言っても構いませんし、病気が治った後に、元気に何か具体的なことをしている状態を願うのも、すごく効果があります。

 そして、必ず「ありがとうございました」と感謝の言葉を唱えます。お願いをされた神様としては、願望が叶う前から「ありがとうございました」とお礼を言いまくっている人に対して「なんだこいつ、ワシは未だ何にもやっておらんのにお礼を言いまくっておるな。早く願望を叶えてやらんといかんな。。。」となります(知らんけど)
 感謝の言葉の威力については、これも機会を改めて詳しくお話することにしましょう。とにかく、いつでも神様に対して、感謝感謝、ありがとうを言いまくっているのが良いです。神様には、いつでも何でもお願いごとをして、いつもお礼を言いまくっているのが良いです。願望が成就するのが癖になります(笑)

 そして、神様にお願いをしたら、一切疑わないことです。ほんのちょっとでも、どうせ無理だろうとか、やっぱりダメだったかなんて思うと、願望は成就しません。(一億)×(マイナス0.0000000001)=マイナスです。ほんのちょっとのあなたの疑い、不安、迷いが願望成就を妨げます。素直な感謝の気持ちでお願いすることです。そのような態度を自然法爾と言います。願望成就には欠かせない心構えです。(つづく)

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