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成り上がり

「成り上がり」とは、身分の低い者が、急に出世すること、あるいは、
貧乏な人が急に金持ちになることを意味する。

つまり、人生の生きるステージが、
変わることをいう。

矢沢永吉氏の自伝「成り上がり」を読むと「成り上がり」は、しっかりとしたプロセスを経て実現するものということが、理解できるのである。

それは、「成り上がる」前と後では、「感謝の次元が急激に変わっていた」ということである。

「成り上がる」前に、産みの母への恨みが消えてしまったのである。

産みの母への長年のわだかまりが、消え、母の愛情を感じることができたのである。

母への感謝の次元が格段に変わったから、母の本当の愛に気づくことができたから、これまでの仲間が去っていったのである。

そして、夢が、ついえたかのような状況に陥ったのである。

しかし、そこから、伝説のバンド「キャロル」が生まれ、生きるステージが変わり、成り上がってゆくのである。

結局は、自らの感謝の次元により、
生きる次元が決まるのである。

つまり、自らの生い立ちに感謝し、
それを受け入れることは、自分らしく生きるためには、とても大事なことと
言えるわけである。

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