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【音楽感想】 U-RASIA Autumn 2020 MIX

(いつもの: この記事は個人の感覚・感想で公式なものではありません)
U-RASIAさんのM3-2020秋の新作のレビューです。

U-RASIAさんとは?

伊藤由宇さんの個人サークルです。作っている曲はデジタルJ-Popとかになるようです。デジタルっぽいエッジの聞いた音ながら、曲調としてはやわらかいところもあり聴きやすい音楽だと思ってます。
いつから活動しているかはちょっとわかりませんが、ここ最近はU-RASIAとして出すCDは「U-RASIA <季節> <年数> MIX」みたいな感じで、簡単にさかのぼれるのは2017年からです。
毎回複数人の女性ボーカルに依頼していて、その中にきゃらめるさんがいるので私は買っている、ということがあったりします。もちろん、曲も好きです。

感想

1. ナツノユメ
開放感のあるデジタルサウンドでテンションを上げてくるファーストナンバーです。でも常にシャキシャキとしているわけではなく、サビの入り口でちょっと転調する感じで低めに入るところや、月乃さんの柔らかい歌い方などで、切ない感じの歌詞の世界観をしっかりと表現できていると思います。

2. outgrowth
どこで聴いたことあるような懐かしさのあるメロディと、過ぎた日を懐かしむような歌です。

3. EVE -disconnection-
勢いのある宇宙っぽい第3トラック。メロディーとサビの間にセリフが小さくエコーする演出とか面白いです。歌ってるまいんさんは初見な感じですが、透明感のある声でデジタルサウンドと合ってて良いです。

4. kanata
歌い出しはピアノと共に始まり、あとはやはりデジタルサウンドですが、曲調が優しいのでデジタルっぽくないトラック。れにゃたさんの優しい歌が一層エモーショナルですが、サビでは伴奏と共にぐっと曲調が高まります。

5. Keep my tale
加速感のあるトラックです。イントロでオーソドックスに、メロディーで少し抑え、サビ、間奏、cメロ、ラストサビ、終奏で彩りを変えながら飛び去っていきます。

6. Feeling fallin' love
切ない感じのトラックが続きましたが、ここからちょっと変わります。恋のときめきを歌うキラキラのデジタルミュージック。ちょっとave;newの音楽にも似てますね。
この歌を歌うのが私の目当てだったきゃらめるさんです。きゃらめるさんは作曲家のかそかそさんと「Prismagic」で主に活動してます。残念ながら歌唱力が特筆して高いとは言えませんが、声のかわいさは天性のものかなと思ってます。U-RASIAさんの作品参加ではロリボイス×(電波ではない)デジタルJpopというちょっと異形の組み合わせが好きです。

7. もくもく木曜日
タイトルが電波ですが、曲調は普通にデジタルJ-Popです。今日までの記事で何回か紹介したつゆり花鈴さんが歌ってますが、安定のうまさです。そして可愛い。サビの最後が「さいこー!」とか「さあ行こう!」ですが、ここだけコーラスでも「さいこー!」と入ってて、これもキュートです。


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