ディア・エヴァン・ハンセンを観て死にて~って思った話

ども、二階堂正貴です。今日はタイトル通り観てきた映画の話をしようと思います。
まず、ディア・エヴァン・ハンセンがどんな映画なのかというと、ミュージカルを映画化したもので、主人公の精神的に不安定なエヴァン・ハンセン君がコナーという息子を亡くした家族を始めとした周りに調子に乗って嘘をつきまくって最終的にコナーを失った家族を炎上事件に巻き込んだ結果、自分は学校でちょっと席の距離を開けられる程度で済む胸糞映画です(偏向報道。実際はそんなに胸糞じゃないです)。
ちなみに主人公とコナー君は作中では二回しか会ってません。なのに夢女子かの如くコナーとの即興で作った詰めの甘い思い出話をコナーが死んだ後にその家族に聞かせてお涙頂戴したり死人のコナーを利用して自分の気持ちを周りに伝えようとするクズっぷり、尊敬するよ。作中でも本人が言ってますが、エヴァン君は壊れてますね。間違いない。
でもその言葉だけで片付けられないのがこの作品のいいところ。作中で出てくる奴の9割がクズな一面を持っているので人の不完全性をマジマジと見せつけられて辛かった。一番マシだったのは自殺したコナーの妹かもしれない。
映画鑑賞中に思ったことは「死にてぇ~」これだけ。
家族があんなに泣いてショックを受けて周りのみんなもあんなに追悼してくれるなら死ぬのも悪くないね。まあ、これからスパイファミリーのアニメもあるしスパイダーマンの映画もあるしブリーチもチェンソーマンもあるからまだ死ねないんですけどね。
そんなわけで面白かったです。曲もよかったし。今もディア・エヴァン・ハンセンの曲聞きながら書いてます。それでは次の記事でお会いしましょうおやすみ!

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