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【インド観光ビザ】オンライン事前申請書類の書き方(2024年最新)

2024年2月にインドの観光ビザを申請・取得に必要なオンラインの事前申請書類の書き方を紹介します。
私が実際にインドの観光ビザ申請が受理されたケースを基にしています。

インド到着時に空港で取得するアライバルビザや電子ビザ(e-visa)ではなく、事前にパスポートへ査証(ビザ)のシールを発行してもらう、通常の観光ビザの申請方法が対象です。

観光ビザの申請書類全体に関しては、別の記事で紹介しています。



オンライン申請フォームへアクセス

以下、インドのビザオンライン申請フォームへアクセスします。

「REGULAR/PAPER VISA APPLICATION」をクリックします。

【インド観光ビザ】オンライン事前申請書類の書き方(2024年最新)トップページ

Online Visa Application(オンラインビザ申請)

入力された文字は全て自動で大文字に変換されますが、そのまま大文字で作成していきます。

【インド観光ビザ】オンライン事前申請書類の書き方(2024年最新)オンラインビザ申請
  • Country/Region you are applying visa from(インドビザの申請をする国や地域):日本国内にあるインド大使館へ申請書を提出するので「JAPAN」と記入します。

  • Indian Mission/Office(インド大使館の場所):愛知県含むそれより東の方は「JAPAN-TOKYO」を、そして愛知県以西にお住まいの方は「JAPAN-KOBE」を選択します。
    関西のインド領事館は現在大阪にありますが、以前は神戸に所在があったため、その名残と考えられます。

  • Nationality/Region(国籍):「JAPAN」を選択。
    「J」とタイプすると自動的に「J」から始まる国の位置へ移るので、スクロールの手間が省けます。

  • Date of Birth(誕生日):1950年4月1日生まれの場合、「01/04/1950」と記入します。カレンダーから選択できるように見えますが、直接入力も可能です。

  • Email ID(メールアドレス)

  • Re-enter Email ID(メールアドレス確認用)

  • Expected Date of Arrival(インド到着日):2024年6月1日の場合、「01/06/2024」と記入します。カレンダーから選択できるように見えますが、直接入力も可能です。

  • Visa Type(ビザの種類):「TOURIST VISA」(観光ビザ)を選択します

  • Purpose(目的):「TOURISM, RECREATION, SIGHT-SEEING」(観光、休暇、見物)を選択

  • Please enter above text(上記の文字を入力してください):ロボットではなく人が申請していることを確認するため、読めた文字を入力してください。

記入した内容を確認して、オレンジボタンの「Continue」をクリックします。

Applicant Details Form(申請者詳細入力)

Applicant Details(申請者詳細)

  • Surname(名字):パスポートの名字をローマ字で記入。例:YAMADA

  • Given Name(名前):パスポートの名前をローマ字で記入。例:HANAKO

  • Gender(性別):男性はMALE、女性はFEMALEを選びます。

  • Date of Birth(誕生日):1950年4月1日生まれであれば、「01/04/1950」と記入します。カレンダーから選択するような表示が出ますが、入力も可能です。

  • Town/City of birth(出生の町名または市名):例:NAGOYA

  • Country/Region of birth(出生の国または地域):日本生まれであれば「JAPAN」と入力します。

  • Citizenship/National Id No.(国民番号):「NA」(該当なし)と記入します。マイナンバーカードの番号などを記載する必要はありません。

  • Religion(宗教):無宗教の場合は「OTHERS」を選択し、「NA」(該当なし)と記入します。

  • Visible Identification marks(見た目の特徴):「NA」(該当なし)と記入します。

  • Educational Qualification(最終学歴):以下から当てはまる最終学歴を選択します。
    BELOW MATRICULATION:小学校卒業・中学校在学中
    GRADUATE:四年制大学卒業
    HIGHER SECONDARY:高校・専門学校・短期大学卒業
    ILLITERATE:無教育・読み書きが困難
    MATRICULATION:中学校卒業
    NA BEING MINOR:小学校以下・未就学児
    OTHERS:その他
    POST GRADUATE:大学院卒業
    PROFESSIONAL:博士号取得

【インド観光ビザ】オンライン事前申請書類の書き方(2024年最新) 学歴
  • Nationality(国籍):前ページで日本を選択しているので、自動で「JAPAN」とされています。

  • Did you acquire Nationality by birth or by naturalization?(帰化したかどうか):出生が日本であれば「By Birth」を選択します。

Passport Details(パスポート情報詳細)

  • Passport Number(パスポート番号)

  • Place of Issue(パスポート発行場所):市役所などで発行されていると思いますので、その発行した場所のある市または町名を記入します。例:KOBE

  • Date of Issue(パスポート発行日):例えば1999年4月1日発行であれば、「01/04/1999」と記入します。

  • Date of Expiry(パスポートの有効期限):例えば2028年4月1日までであれば、「01/04/2028」と記入します。

  • Any other valid Passport/Identity Certificate (IC) held(他に有効なパスポートなどはあるか):配偶者が外国人でそのかたの国で配偶者パスポートのようなものを作成していれば、記載します。一般的には「No」を選択します。

このページに記入した内容を確認して、次のページに進むのであれば「Save and Continue」、一旦申請フォーム記入を止めるのであれば「Save and Temporarily Exit」を押します。

後者の場合、ページ上部に赤文字で記載されている仮申請IDのメモを取っておいてください。

Family Details Form(家族の詳細入力)

Applicant's Address Details(申請者の住所詳細)

Present Address(現住所)

  • House No./Street(丁・番地以下の住所):丁・番地以下の住所を入力。マンション名と部屋番号があれば、これらも記入します。例:XX-ku 1-1-1, Japan Mansion 101(訳としては、XX区1-1-1 日本マンション101号室)

  • Village/Town/City(村・町・市名):例:NAGOYA

  • Country(国):「JAPAN」を選択します。

  • State/Province/District(州・都道府県):都道府県名を記入します。例:AICHI

  • Postal/Zip Code(郵便番号):郵便番号を「-(ハイフン)」なしで入力。

  • Phone No.(電話番号):国番号+電話番号の2桁目以降のフォーマットで記入します。「-(ハイフン)」はいりません。

  • 日本の国番号は「+81」なので、「090-1111-2222」が電話番号のときは、「+819011112222」とします。

  • Mobile No.(携帯番号):上記電話番号で携帯番号を入力した場合、こちらの欄に記載は不要です。

  • Email Address(メールアドレス):前のページで入力したメールアドレスが自動で入力されています

  • Click here for same address(同じ住所の場合はここをクリック):現住所と住民票の住所が同じ場合、四角にチェックマークを入れます

Permanent Address(本籍地)

  • House No./Street:丁・番地以下の住所を入力。マンション名と部屋番号があれば、これらも記入します。例:XX-ku 1-1-1, Japan Mansion 101(訳としては、XX区1-1-1 日本マンション101号室)

  • Village/Town/City(村・町・市名):例:NAGOYA

  • State/Province/District(州・都道府県):都道府県名を記入します。例:AICHI

Family Details(家族の詳細)

Father's Details

  • Name(名前):父親の氏名を、「名前 苗字」の順に記入します。例:YAMADA PAPA

  • Nationality/Region(国籍):「JAPAN」を選択します

  • Previous Nationality/Region(以前の国籍):帰化など国籍を変更した過去がある場合、こちらに変更前の国籍を入力します。出生から変更がない場合は、何も記載せずに空白のままにします

  • Place of birth(出生地):生まれの都道府県名を記入します。例:AICHI

  • Country/Region of birth(出生国):生まれた国名を選択します。

Mother's Details(母親の詳細)

  • Name(名前):父親の氏名を、「名前 苗字」の順に記入します。例:YAMADA MAMA

  • Nationality/Region(国籍):「JAPAN」を選択します

  • Previous Nationality/Region(以前の国籍):帰化など国籍を変更した過去がある場合、こちらに変更前の国籍を入力します。出生から変更がない場合は、何も記載せずに空白のままにします

  • Place of birth(出生地):生まれの都道府県名を記入します。例:AICHI

  • Country/Region of birth(出生国):生まれた国名を選択します。

  • Applicant's Marital Status(婚姻状態):以下の3つから選択します。
    ・DIVORCEE(離婚)
    ・MARRIED(既婚)
    ・SINGLE(独身)
    この欄を選択すると、画面にポップアップが出てきますが、次の質問に関わる案内なので、「OK」を押して次の質問に進みます。

  • Were your Grandfather/ Grandmother (paternal/maternal) Pakistan Nationals or Belong to Pakistan held area(祖父母または義理の祖父母はパキスタン国籍またはパキスタンに準ずる地域に属していたことがあるか):多くの方は「No」を選択します。

Profession / Occupation Details of Applicant(申請者の職業)

  • Present Occupation(現職):選択肢から選択します。
    会社員の方は「WORKER」、自営業の方は「SELF EMPLOYED/FREELANCER」、学生の方は「STUDENT」、専業主婦の方は「HOUSE WIFE」です。それ以外の職業の方は、コメント欄にてお知らせください。

  • Employer Name/business(雇用主の名前):会社員や自営業の方は会社名、学生や専業主婦の方は世帯主の方の会社名を記載します。

  • Designation(役職):上記雇用主の方の役職名を記載します。とりわけ役職名がない場合は、何も入力せず空白のままで大丈夫です。

  • Address(住所):会社員や自営業の方は会社の住所、学生や専業主婦の方は世帯主の会社の住所を記載します。

  • Phone(電話番号):国番号+電話番号の2桁目以降のフォーマットで記入します。「-(ハイフン)」はいりません。
    日本の国番号は「+81」なので、「030-1111-2222」が電話番号のときは、「+813011112222」とします。

  • Past Occupation, if any(あれば前職):前職の会社などがあれば、現職と同様に記入します。

  • Are/were you in a Military/Semi-Military/Police/Security. Organization?(申請者自身は軍隊・軍隊に準ずる組織・警察・保安組織に所属していたことがあるか・あるいは現在所属しているか)

Details of Visa Sought(ビザ要件詳細)

  • Type of Visa(ビザの種類):前のページで観光ビザと指定しているため、「TOURIST VISA」と自動で入力してあります。

  • Places likely to be visited(訪問予定地):都市名(「New Delhi」「Chennai」など)または観光地名(「Taj Mahal」など)を記入します。

  • Duration of Visa (In Month)(希望する観光ビザの月数):日本人は観光ビザが最長180日なので、「6」と記入します。
    ※ 滞在1回につき90日まで可能ですので、複数回入国することを想定していますが、通常6ヶ月で申請します。

  • No. of Entries(入国回数):インドの観光が1回のみを予定していても、「MULTIPLE」(複数回)を選んでおきます。ビザにかかる費用や必要な書類や申請料金はSINGLEもMULTIPLEも変わりません。

  • Purpose of Visit(観光ビザ発行の目的):前のページで指定しているため、「TOURISM, RECREATION, SIGHT-SEEING」と自動で入力してあります。

  • Expected Date of journey(インド到着予定日):2024年6月1日にインド到着予定であれば、「01/06/2024」と記入します。

  • Port of Arrival in India(インドでの到着空港名):空港の正式名称を記入すると文字が長すぎて収められないので、都市名を入力します。例:「NEW DELHI」「MUMBAI」など

  • Expected Port of Exit from India(インドでの出発空港名):同上

Previous Visa/Currently valid Visa Details(過去のビザまたは現在有効なビザの詳細)

  • Have you ever visited India before?(これまでにインドを訪れたことがありますか?):Noの場合、このセクションにおける他の質問は回答が不要です。

  • Address(住所):3つのセクションに分かれているので、Address3(番地以降の詳細住所、マンション名など)、Address2(市名)、Address1(州名)の順に記入します。複数回インドへ訪れたことがあったり、複数地域を訪れたことがある場合は、直近のものを記入します。

  • Cities previously visited in India(過去に訪れたインドの市名):カンマ(,)区切りで順不同に列挙します。

  • Last Indian Visa No/Currently Valid Indian Visa No.(直近のインドビザ(有効なビザを含む)):観光ビザや就労ビザであれば、ビザ右上に記載されている「VL」から始まる9桁の文字数字です。

  • Type of Visa(ビザの種類):上記直近のビザの種類を記入します。

  • Place of Issue(発行場所):発行した市または国の名前(日本であれば「KOBE」または「TOKYO」)を記入します

  • Date of Issue(発行日):

  • Has permission to visit or to extend stay in India previously been refused?(過去にビザ申請やビザの延長を断られた事はありますか?):Noであれば、詳細の回答は不要です。

Other Information(その他の情報)

  • Countries Visited in Last 10 years(直近10年間に訪れた国):過去10年間に訪れた国をカンマ(,)区切りで列挙します。文字数に制限があるので、もし書ききれない場合は直近の国を記入できるだけ記入します。
    ※乗り換えのために税関を通らずに空港滞在をした国は、文字数に余裕があれば記入します。

SAARC Country Visit Details(SAARCに指定されている国の訪問状況)

  • Have you visited SAARC countries (except your own country) during last 3 years?(直近3年間にSAARCで指定されている国を訪れましたか?):SAARCとは「South Asian Association for Regional Cooperation」の略で、南アジア地域協力連合のことを指します。
    加盟国は南西アジアの8か国で、インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタンが含まれます。
    このため、こちらの回答ではインドを除く7カ国にどのくらい滞在したのかを記入します。

    滞在歴・訪問歴がない場合は「No」を選択すればよいです。

Reference(連絡先)

  • Reference Name in India(インドでの連絡先名):観光ビザなので、ホテルの名前を記載します。

  • Address(住所):下段にある州と市を除いて2段に分かれているので、1段目には丁・番地以下を記載します。建物や部屋番号があればそれも記載します。
    2段目には町名を記載します。

  • State(州)

  • District(市または地域)

  • Phone(電話番号):国番号+電話番号2桁目からのフォーマットで記載します。
    インドの国番号(国際電話をかける際に国を識別する番号)は「+91」なので、「090-8888-9999」がインドでの電話番号の時は「+919088889999」とします。
    「-(ハイフン)」は正式書類では必要とされません。

  • Reference Name in JAPAN(日本での連絡先):家族や友人、上長など身寄りの方の名前をローマ字フルネームで記入します。

  • Address(住所)

  • Phone(電話番号):国番号+電話番号2桁目からのフォーマットで記載します。日本の国番号は「+81」なので、「090-1111-2222」が電話番号のときは、「+819011112222」とします。

写真のアップロード

事前に撮影した証明写真のデジタル画像をアップロードします。
デジタルの証明写真の取得方法については、以下の記事でまとめています。

完了!

今回作成したオンライン申請書を、携帯やPCに保存します。
自動でPDFで保存されるので、書式の変更などは特に必要ありません。
A4の紙に印刷して、証明写真の貼付と直筆サインを加筆すれば完了です。



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