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【インド生活】インド最古の本屋さん(Higginbothams)@チェンナイ

チェンナイにある、インド最古の本屋さんへ行ってきました。

「Higginbothams」(ヒギンボタムス)という、チェンナイを中心としたフランチャイズによる本屋さん。
イギリス統治時代のインド・チェンナイ(当時はマドラスという市名)で1905年にオープンしました。


基本情報

アクセス

トップ画像にもあるインド最古の本屋さん、Higginbothamsの一号店はチェンナイのLIC駅出口から徒歩30秒のところにあります(下画像★印)。

チェンナイのメトロ路線図。一番左下に空港がある。

改札を出て左手に「←Higginbothams」という小さな看板が見えるので、そのまま左の出口に進んでいきます。

長いのぼり階段を上がると、地上に出ます。
右手に白い建物が見え、それがHigginbothams一号店です。

店内

店内は2階建てで、1階は主に本、2階が文具など雑貨が取り揃えられています。

1階の本コーナーはジャンルが豊富で、人文からノンフィクション、自己啓発、科学など一通り揃っています。
特にお目当てのジャンルや本無しに、ふらっと入店するだけでも楽しいです。

タミルナドゥ州に位置するチェンナイではタミル語が母国語で、店内には英語とタミル語の本があり、8割ほどは英語の本でした。

私自身はタミル語は全くなので・・・どんな本が置いてあるのかは分かりませんでした。

タミル語コーナー

それから、著者が日本人(英語に翻訳してある)だったり、日本人の考え方を紹介している本もあったりしました。

例えば、人気な本を置く棚では右下2冊が日本人作者でした。
「Maneki Neko」と「Ganbatte!」という題名が見えます。

また、自己啓発本コーナー(SELF HELP)には、「HOW TO IKIGAI」(上段右)や「Omoiyari」「IKIGAI」(下段左)といったタイトルも見られます。インドの本屋さん、西洋の洋書ばっかりなのかなという印象を勝手に持っていたので、こうして日本の考え方に関する本があるのは意外でした。

日本に関する本といえば、英語版の漫画もありました。
私自身はあまり詳しくないですが、イラストが日本の漫画っぽいです。

また、年代別の児童用図書やヘルスケア・試験対策本なんかもあって、見応えのある本屋さんです。

年代別の児童図書

それから、1階の端にある階段を上がっていくと、2階の文具・雑貨売り場があります。
店内改装もあったと思いますが、アンティークな雰囲気が残りつつ、100年前に建てられたとは思えないほどきれいな店内です。

2階の文具・雑貨コーナーには、画用紙や色鉛筆・筆などが揃えられていました。
本屋さんがメインなので、売り場自体も大きくなく、少しがらんとした印象。クーラーは効いておらず、蒸し暑いです。


今回私は「The Shortest History of India」というインドの歴史短編集を購入してみました(インドのAmazonリンク)。
店頭購入で、599ルピー(大体1,200円)。

短編なので読みやすいというだけでなく、白黒ですが挿絵もたまにあったりするので、飽きずに読めそうだな〜と思いました。

これが読み終わったらまたHigginbothamsで次の本を探しに来たいです。


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