「先輩」と「リバースメンター」

こんばんは、お久しぶりになってしまいました。INDEEGO代表の安藤です。

晴れて「模擬株式会社」ではなくなり、一介の個人事業主となりました。

普段は学生をしながら藍染めの製品を売ったり徳島伝統の藍染めの体験会の事業を行っています。


さて、事業のひと段落したこのタイミングは次のステップを構築するにあたって自分とチームのメンバーのことも見直していく時間であるということで、学生っぽく「先輩・後輩」という視点から今日の記事を書いてみようと思います。

INDEEGOのメンバーは僕の他に2人(また近日中に増えますが)2個下の学生さんがいます。ということは、現時点で3年生である僕が一応先輩になっています。ということで下の子たちは事業をするにあたって僕を先輩としてたてながら活動してくれています。優しい子たちです。

が、ここで注意点が一つ。僕は事業をやっていくことに関してはピカピカの1年生であるということです。学生団体等の経験は僕が多いですが、モノを売るなんてなことはほぼ経験なし。メンバーみんなフラットラインです。

ということは、少なくとも僕自身が1年生と同じであるということを自覚したうえで活動していないと変に意思決定にバイアスがかかってしまう可能性があるということです。特に人間は自分の意見が正しいと思いやすい生き物なので、そこに拍車がかからないようにしないといけないということ。


後、これは全くもって個人の考えでしかないのですが、僕は年下のほうがヒトという種として優れていると思っています。(同じだけの知識量を持っているという前提ありきですが。。)

進化論的にはより遅く生まれた個体のほうが次の時代により適応している可能性が高いというごく単純な考えのもとです。

「先輩が偉い」というのはこの考えでは、同じステージと条件の中では成り立ちません。


ここでタイトルにもありますが、「リバースメンター」というものが出てきます。資生堂さんや住友化学さん、台湾では大臣なんかにもリバースメンター制度をとっているそうで。リバースメンターとは年下のメンター(助言者、相談役)に助言をもらうという仕組みです。

これだよ!って思いました。

INDEEGOの事業時はメンバー内で最も僕のエゴが強く事業に関与しています。ということは必然的に最終意思決定は僕が行うので(代表でもありますし)「先輩」ポジションとして組織の力学が働きます。ところが上に書いたように僕は「先輩」でもなければ、「先輩」が正しいわけでもないです。

ということは、リバースメンター制度のような感覚が常に必要になってくると思われます。

学校生活では先輩をやりながら、事業のことになればフラットの意識を持つ。これが僕の「先輩」としての大きな役割なのでしょう。


それでは!



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