決算を迎えるにあたって

こんにちは、INDEEGOの安藤です。

普段は学生をしながら、杉の間伐材をアップサイクルした布を藍染にしたハンカチをネットで販売したり、子供たちに徳島の伝統文化「藍染」の体験会を開いたりする(模擬)(株)INDEEGOの代表取締役をしています。

さて、模擬で起業をするという次世代事業創造実践の販売実施期間が10月29日にて終了いたしまして、授業のフェーズは決算へと移行いたします。

まず、ここまで事業を共に作ってきた仲間たちに感謝をしたいと思います。代表取締役というたいそうな役職をいただいた僕がしたことは、商品生産に関する交渉、体験会の計画実行、ツイッター運用、noteのみです。製品を売るECサイトの作成、商品の梱包発送、インスタグラムの運用等々、その他膨大な仕事をこなしてくれる優秀な仲間と一緒だったおかげで僕がやりたかったことは全部形にできました。

ましてほかのメンバーは一年生たち。コロナ禍で迎える大学生活というハードルを飛び越えながら事業を進めていってくれたことには尊敬しかありません。ほんとにすごいです。


続きまして、準備不足で不行き届きばかりの僕に協力の手を差し伸べてくださったAizomeBase Shinmachi様、合同会社すぎとやま様、sowers sports club様、徳島大学産業院の先生方、本当にありがとうございました。


一カ月でECサイトでモノを売る。

その難しさを痛感した10月でした。まだ決算してませんが、そこそこの赤字になったこととは思います。仕方ないと言ってしまえばそれまでですが、やっぱり悔しいですね。普段大学で勉強する化学は何の役にも立たないフィールドで、手探りながらも自力で進んでいく経験はできましたが、やはり成果が出したかった。後輩たちの染めた作品が一つでも多く誰かの手に届く事業にしたかった。その点については大きな反省を残しました。


とはいえ、関東圏のお客様に商品を注文していただけたり、体験会ではみなさんいい表情で藍染をしてくださっていて、規模は小さいながらも自分たちが大学の外の社会に対し何らかの影響が出せた点は今回の一番の収穫であったように思います。


徳島という田舎でも自分次第で何でもできる。


そんな風に一年生たちに思ってもらえたら必死に若さに食らいつきながら先輩が事業をやっていた意味も出てくるんではないでしょうか。10代は目の輝きが違いました。ほんとに。キラキラした20代を迎えてほしいもんです。


最後爺みたいな感傷に浸ってしまいましたが、(模擬)(株)INDEEGOの第一章は終了です。でも、藍染やってみたら想像の569倍くらい楽しかったんで授業終わっても続けていきたいと思います。第二章は(模擬)がとれ、本当に自走できるのかをこれまで以上にシビアに問われていきます。近々また詳細ご報告させていただきますので、よろしくおねがいいたします。


(模擬)(株)INDEEGO代表取締役 安藤悠馬



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