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士業サミット2022~新しいあたりまえを一緒に。日本の未来を前に~にて、当事務所の取組事例を取り上げていただきました!

皆さんこんにちは!
井上公認会計士事務所の井上です!

さる10月20日、株式会社マネーフォワード様の主催するオンラインイベント「士業サミット2022 ~新しいあたりまえを一緒に。日本の未来を前に~」において、当事務所のクラウド化の取組事例を紹介していただきましたので、ご紹介いたします。


このイベントは、マネーフォワード株式会社が士業向けに毎年開催しているもので、近年はオンライン形式で、企業のDX化の推進強化のための取組事例の紹介や情報交換などを目的としたものです。

当事務所では、2019年よりマネーフォワードクラウド会計の導入をはじめ、今年で早いもので3年目になります。これまでは、インストール型の会計ソフトや、他社クラウド会計ソフトなどを中心に業務を行ってきましたが、思考錯誤を重ねた結果、自分たちにとって一番使いやすく、かつ、中小企業の皆様の業績向上にも直結する、「マネーフォワードクラウド会計」をメインとして利用することを方針として決定し、顧問先の約8割に、「マネーフォワードクラウド会計」を導入していただいております!

当事務所でマネーフォワードクラウド会計を導入した背景として一番大きかった点は、これまで利用していた会計ソフトでは、お客様に記帳指導を行う上でも、当事務所で記帳代行を行う上でも、会計仕訳の大半を手で入力しなければいけない、という状況が続いており、生産性を改善したい、と考えるようになった、という点でした。

マネーフォワードクラウド会計を利用すると、インターネットバンキングやクレジットカード、電子マネー、店舗のレジなどと連携をすることで、自動でデータを取り込むことができます。また、同じマネーフォワードの勤怠、給与、請求書、経費、クラウドBOXなどの機能も合わせて利用することにより、自動で連携を図ることができます。以前は大企業でしか導入することができなかったERPを中小零細企業でも導入することができるようになった、という点に非常に魅力を感じました。

結果として、会計仕訳を手で入力しなければいけない、というケースは一部の決算整理を除いてほとんどなくなり、経理業務をラクに進めることができ、お客様にも非常に喜ばれています。


個人的に、マネーフォワードクラウド会計を利用することによるメリットとして、大きく以下の4点があると考えています。
①(上記の通り)自動連携を活用することにより、経理業務がラクになる。
②毎月の数字をスピーディーに把握することができる。
③いつでもどこでも、ログインすることで数字を確認することができる。
④万が一PCが故障したりするようなことがあっても、データを保護できる。

この中で特に、②毎月の数字をスピーディーに把握することができる、という点は、中小企業の経営者にとって、非常に大きな強みになると思います。

これまで利用していた会計ソフトだと、どうしても、月次試算表を作ることが目的になってしまい、会計事務所の業務としても、数字を作っておしまい、という形になりがちでした。

しかし、企業の決算書や試算表という情報は、企業の様々な情報が集約されており、業績を伸ばしたり、経営改善を図るうえで、非常に重要なヒントがたくさん隠されています。このため、決算書を作っただけで終わりにしてしまう、というのは非常にもったいと思います。

できあがった数字を元にして、どうやったら業績を伸ばせるか、資金繰りを改善できるか、といったことを、経営者と会計事務所が一緒になって考える、ということが、非常に大事になってきます。我々はそのために、「これまでゴールだった試算表を、スタートにする」という言葉を合言葉に、業務を進めています。

山形のような地方都市では、新しいものに取り組もうとすることに対する風当たりも強いというのも事実です。しかし私たちは、山形のような人手の少ない地方都市でこそ、DXの取組みが非常に重要であると考えています。

クラウド会計に対する抵抗も当初は根強かったのですが、少しづつですが、裾野が広がりはじめています。

今年7月には、当事務所の開業10周年を記念し、株式会社マネーフォワードの辻社長にご講演をいただき、非常に多くの方に参加していただけました。
また、あわせて、地元の金融機関の行員の皆様との勉強会なども積極的に開催、また同じ東北地方の中で、志を同じくする会計事務所様と勉強会や交流会を通じて、自分たちの取組も、少しづつ認知を深めることができていると感じることができています。

この取組を今後も強化し、地方から日本を元気にしていきたいと思います!
もしご興味のある方は是非当事務所までお問い合わせください!