山口かおる

新宿区議会議員 立憲民主党 障がいだけでなく、性別、年齢、国籍の違いを認め合い、とも…

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新宿区議会議員 立憲民主党 障がいだけでなく、性別、年齢、国籍の違いを認め合い、ともに暮らすインクルーシブな社会を新宿から!高田馬場在住。ロンドン大院卒国際人権法専攻/元国際人権団体事務局長代行/元議員秘書/政策コンサルタント/NPO法人理事

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    立憲民主党新宿区政策委員 障がいだけでなく、性別、年齢、国籍の違いを認め合い、ともに暮らすインクルーシブな社会を新宿から!高田馬場在住。ロンドン大院卒国際人権法専攻/元国際人権団体事務局長代行/元議員秘書/政策コンサルタント/NPO法人理事 新宿区議会議員選挙に挑戦する予定です!

最近の記事

災害はいつでもやってくるー携帯トイレ、福祉避難所、外国人の防災など、区議会での議論について

能登半島地震を受けて、防災についての意識が高まっています。 地域防災計画というものがあり、各自治体で災害対策基本法に基づき計画を作ります。 東京都は、首都直下地震などの想定を見直し、昨年5月に東京都地域防災計画の震災編を修正しました。そのため、新宿区でもこの都の修正をふまえて見直しをすることになりました。 ただし、この新宿区地域防災計画は、昨年末の時点でほぼ修正案がかたまってしまい、能登半島地震で浮き彫りになったことが反映されていません。 能登半島地震では、水道や道路といっ

    • 新宿区の予算はある国の国家予算と同じ規模!

      新宿区議会では今年の第1回定例会が開かれ、私は予算特別委員会の委員となり様々な質問をしました。今回は、3回に分けて報告します。 新宿区の今年度予算は、2500億円を超えるものとなりました。区では、例えば子育てや福祉といった政策を実際に行うための4年ごとの実行計画を作っており、今年はその「第3次実行計画」を開始する年にあたります。 基本政策として、 ①健全な区財政の確立、②新宿の高度防災都市化と安全安心の強化、 ③賑わい都市・新宿の創造、④暮らしやすさ1番の新宿、 ⑤好感度1番

      • 2023年振り返り 区議会議員になってみて

        2023年4月の新宿区議会議員選挙で、初当選し区議となって8か月。 あっという間に過ぎてしまいました。 怒涛の1年でしたが、年の瀬に今年を振り返って来年の飛躍につなげていきたいと思います。 1月、寒い中でも街頭に 区議会議員になりたい!と決めてからの新年。新年会に呼んでいただいたり、朝のご挨拶に駅頭に立つなどの活動を。寒い中で、戸山公園で映像の撮影をしたのですが、ワンちゃんたちは元気でエネルギーをもらいました! 2月、党の公認証をもらう 2月には、正式に党からの公認証

        • こども食堂で笑顔のこどもたちが増えるように

          新宿区議会第4回定例会が行われ、私は一般質問でこども食堂をテーマに質問しました。 質問は4つ、わずか5分の配分でしたのでとても早口になってしまいました。 【質問1】こども食堂の意義、今後の支援策について。 【質問2】他区ではこども食堂紹介サイト・チラシが充実。新宿区は、リンクのみや助成した団体だけ紹介。改善できないか。 【質問3】子ども未来基金の有効活用を。 【質問4】地域コンサルティング事業の展開について。 【質問1】こども食堂の意義、今後の支援策について SDGsが目

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        記事

          住みやすいまち、ずっと住みたいまち新宿へ

          「予算要望」というと、ピンとこない人が多いかもしれません。 簡単にいうと、毎年新宿区が予算を組むタイミングで、私たちの考える政策などについて、もっとこうしてほしいという声を届けること。 そのため、「2024(令和6)年度新宿区予算編成及び政策・制度に関する要望書」を会派として作成し、区へ提出しました。 いろいろな団体からヒアリングを行い、また区政報告会での意見も取り入れ、様々な分野についての政策提言をまとめています。 詳しい内容は記事の最後にご紹介します(全部で19ページ!

          住みやすいまち、ずっと住みたいまち新宿へ

          区議会議員の日常-区議会議員って何してるの?

          もう慣れた?と聞かれますが 新宿区議会第3回定例会が終わりました。 たくさんの方から、どう?忙しいでしょう?もう慣れた?と聞かれます。 決まって答えるのは、「うーん。。。正直よくわからないですね。」 とにかく予定を入れて毎日バタバタと動いているのですが、まだ1年目の新人議員は優先順位を付けるのが難しいのです。 もちろん、区政にかかわることは最優先。 委員会への出席などは必須ですが、それ以外にもお声がけいただく集まりに参加したり、相談事に対応したり、私は立憲民主党に所属して

          区議会議員の日常-区議会議員って何してるの?

          女性議員が増えたら、きっともっと暮らしやすい

          日本の女性議員はとにかく少ない。諸外国と比べて少ないから、もっと増やすべきだ。こうした意見がようやく最近になって聞くようになってきたと感じています。 女性議員となるには、越えなければならない多くの壁があります。 家族の反対、経済的な問題、様々なことをひとつづつクリアしていかなければならないことが男性候補者より多いと言われています。 この話を最初に聞いたのは、私もお手伝いをしているパリテ・アカデミーの講義で聞きました。 そびえたつ壁の一つに、「女性にリーダーは向かない」という

          女性議員が増えたら、きっともっと暮らしやすい

          戦争と平和を考える日

          毎年、8月になると広島・長崎の原爆の日や15日の終戦記念日にはテレビや新聞などで戦争の特集が行われます。恒例行事となってしまっていることについて批判の声もありますが、やはり立ち止まって戦争と平和を考える日があることは意義があります。 毎年新宿区議会から、超党派で区議が沖縄・広島・長崎へ派遣され、式典に参列しています。今年の広島は、私が立憲民主党・無所属クラブから参加しました。 8月6日の朝の式典に参列するには、早朝から並ぶ必要があり、前日の朝から新幹線で4時間の移動。外国

          戦争と平和を考える日

          はじめての代表質問(その2)

          多文化共生の社会を作るために 多文化共生は、「国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと」(総務省:多文化共生の推進に関する研究会報告書より)です。新宿区は外国人人口が約4万人。多文化共生の政策は欠かせません。 質問をした時は、入管法改正について国の議論が進んでいたところでした。どの外国人に対して、在留資格を与えるかどうかは国の政策によって決まることになります。しかし、地域での取り組み

          はじめての代表質問(その2)

          新宿区議会で初めての代表質問!(その1)

          新宿区議会の第2回定例会が始まりました! 6月12日から21日までの日程で、様々なことが議論されます。あまり身近でない区議会ですが、簡単にポイントをご紹介します。 代表質問に立ちました 「代表質問」というのは、新宿区議会の場合は区長、教育委員会へ直接質問ができる機会です。「一般質問」というのは、基本的に担当課からの説明になります。他の自治体によっては、一般質問しかなくそこで区長にも質問できるところもあるそうです。 それぞれの会派の人数によって質問時間が変わります。私は、立

          新宿区議会で初めての代表質問!(その1)

          新宿区議会第1回臨時会が開催されましたー初めての委員会も開催ー

          新宿区議会議員選挙が終わり、議長・副議長の選出がなされいよいよ新宿区議会が新たなメンバーで開始です。 区議会って、何をやっているのか分からない! 区議会議員って、何をしているのか分からない!そんな声を聞きます。 何をしているのか、区政レポートを作って、配布しようと思っています。それでも朝配ったり、知り合いに送ったり…区民のみなさんにお届けするにはなかなか難しいです。 そこで、noteに記録として残していきたいと思っています。 臨時会で何をしたのか 第1回臨時会では、「専

          新宿区議会第1回臨時会が開催されましたー初めての委員会も開催ー

          新宿区議会議員選挙のご報告

          ご報告 ありがたいことに、2513票(当選38人/候補者60人、7位)で当選となりました。 なんと、公職選挙法上はお礼の手紙を配ったり、お礼に伺ったりすることが禁止されています。おかげさまで当選しました!と直接お伝えできないのが本当にもどかしいところです。また、祝賀会も禁止のため、お祝いをして感謝をお返しすることができません。 インターネット上はあいさつ行為もOKのため、こちらに選挙を振り返ってご報告を記載します。 告示日から悪天候 4月16日の告示日は、朝に届け出をし

          新宿区議会議員選挙のご報告

          子どもの頃に読んだ本、子どもに読んでほしい本

          4月2日はアンデルセンの誕生日で、国際子どもの本の日だそうです。 デジタル化が進み、紙の本ではなくタブレットで読む子どもたちも増えているかもしれません。町の本屋さんが少なくなっているのもさみしいですね。 子どもの頃は、本が大好きでいつも図書館に通っていました。子ども向けの本でおもしろそうなものをどんどん読んで、本を読むことに慣れていったように思います。その影響で、文学作品なども読むようになりました。 以前、NPOの勉強会で暗やみ本屋ハックツさんにお話を伺いました。(地域の

          子どもの頃に読んだ本、子どもに読んでほしい本

          満員御礼!トークライブが無事に終了、ようやくスタート地点に

          3月17日に戸塚地域センターにて、山口かおるトークライブを開催しました。おかげ様で満員御礼!ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。熱気あふれる会場でお話を聞いてくださって、嬉しかったです。 こちらでは簡単にトークライブの様子をご報告します。 いつも応援していただいている、三雲崇正弁護士からご挨拶がスタート。三雲さんの座談会に参加し、政治だけでなく経済のこと、憲法のことなどいつも勉強させていただいています。三雲さんは物事を見るのに歴史的な背景も含めて深く掘り

          満員御礼!トークライブが無事に終了、ようやくスタート地点に

          学校給食の無償化の意味

          日本で学校給食がはじまったのは、1889年に山形で生活に苦しい子どもたちへ無償で昼食を提供したのがはじまりだそうです。その後、戦後の状況で栄養不良の子どもたちのために提供され、現在は食育の観点から実施されています。 家庭によっては、親が仕事で忙しくいつも朝は菓子パンを食べている、夜もコンビニでお弁当を買うというような子もいます。経済的に苦しく、同じような食材が続くこともあります。しかし、育ち盛りの子どもたちにとって、これでは栄養も偏ってしまいます。 食育の観点からは、その地

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          国際女性デー 女性の活躍というけれど…本気で取り組んでいるの⁉

          3月8日は国際女性デー、女性の自由と平等のためにたたかう記念の日。起源となったのは、ロシアで1917年に2月革命が起きた際にロシアの女性たちがデモなどをしたことによるそうです。 毎年世界中で、デモや集会など、女性の権利のために連帯する活動が展開されています。ミモザの花がシンボルとなっているのは、イタリアが起源だそう。 日本では、あまりまだなじみがない国際女性デーですが、それでも各地で集会やイベントが企画されています。 世界各国での女性の地位について、報道でよく取り上げられる

          国際女性デー 女性の活躍というけれど…本気で取り組んでいるの⁉