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【ベビー時代の性教育】vol.1~入浴編

今日は第2弾の【入浴】です。

 日本人はわりと遅くまで子どもと大人が一緒に入浴する文化がありますね。
 そのことについては小学生編でいつか考えていきましょう。

 今日はベビーの入浴時にできる性教育について書いていきたいと思います。入浴は子どもの性教育にぴったりの場です。もちろん、第1弾でも書きましたが、悪意をもって(興味本位も、ゆがんだ親切心も同じ)むやみに性器に触るのは親とて犯罪です。

 ベビーとの入浴は沐浴とも言われ、至福の時でもあり緊張の時でもあり。いつも入浴を担当している人の中には、自分は後回しで烏の行水なんて人も少なくないですね。私もそうでした。赤ちゃんが眠った一瞬(としか思えないくらいの精神状態だった)のスキに入浴し、洗う以外の目的は何もない入浴・・・。懐かしい・・・。それはおいといて、ふにゃふにゃの赤ちゃんを沐浴させるだけで精一杯でした。

 そんな時に性教育なんて・・・と思われるでしょうが、少しずつ慣れてきたらすればいいのです。余裕のある時だけでいいのです。声掛けを工夫してみませんか。

 <声掛け例>
「今からお風呂に入るから、服を脱がせるね。」
「(プライベートゾーンは)大事な場所だから隠そうね。」
「今から首(など)を洗うよ。汚れがとれるとスッキリするね。」
「大事な身体だから清潔にしようね。今から〇〇を洗うよ。」
「君の身体は君だけのものだから、大事にしようね。」
「大きくなったら自分で洗えるように練習しようね。病気にならないように丁寧に洗うんだよ。教えてあげるからね。」
「君の性器を勝手に触ったり見たりする人がいたら、やめてって言うんだよ。怖くて言えないときは、逃げていいよ。」
「イヤなことがあったときは教えてね。絶対守ってあげるからね。安心してね。」
「身体を拭こうか。優しく拭くね。」
「服を着ますよ。きれいになって気持ちがいいね。」

 なんてことないことまで声に出して声掛けしてほしいなと思います。
 何度も何度も語ることで、潜在意識に”自分は大切にされてる”という感覚が染みつきます。それは後の自己有用感や自己肯定感に繋がっていきます。無意識・無条件で自分を愛せるようになるのです。さらに性教育感覚も潜在意識にしっかり染みついていきます。


 赤ちゃんは沐浴中は(ホワ~ッ)とした顔をする子もいれば、
 怖がって泣く子もいます。

 どっちでもOK。

 でも、もし、怖がっているようだったら、
もしかしたら、出産時にちょっぴり羊水で怖い目に合った経験があるのかも。意外と覚えているんですって。そんな時は、それを赤ちゃんに聞いてみてください。「生まれてくるときに怖いことがあったのかな?そうか。怖かったね。気づいてあげられなくてごめんね。でも、もう大丈夫だよ。私がしっかり支えているから、力を抜いてプカ~って浮かんでごらん。」そんな声掛けをしていくうちに、リラックスできたなんて話もあります。
 怖がっているうちは、安心できるようにガーゼでしっかり包んであげたり、おしりが底につくようにしてあげてくださいね。

それでは、また(^_^)


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