職員研修会に呼んでいただきました
2023年12月11日
宮城県仙台市立郡山中学校
対象:教職員(職員会議)
人数30名くらい
『いま求められている性教育』
今回は初の県外の学校での職員会議に呼んでいただきました。
内容は中学校の先生方に”性教育とはなんぞや”を交えながら人権教育としての性教育をお伝えすること。
県外だったため、Zoomでの講話となりました。
図書室に9台のパソコンを用意してくださり、できるだけお顔を見ながら話せるよう準備をしてくださいました。
内容は~
〇現状と課題~子どもたちの意識調査から~
〇法律の話
〇国際スタンダードの性教育とは
〇生命の安全教育について
〇「いや」と言えることの重要性と「いや」と言わせる大人の覚悟
先生方はうなずきながら、資料を一生懸命みながら話を聴いてくださいました。ほぐれてほしいときには盛大にほぐれてくださったし、真剣に聴いてほしいときには集中して聴いてくださり意識の高さが伺えました。
「いや」と言えることの重要性と「いや」と言わせる大人の覚悟
性犯罪の加害者・被害者にさせないためにまず重要なのが
子ども自身が自分を大切な存在だと思えていることです。
そうでないと嫌なことがあってもそこから自分を守ろうとしません。
その第一歩が「いや」と言える環境にあることです。
身近な大人が子どもの「いや」を受け入れてあげる環境です。
子どもは自分には人権があり選択権があることを体感として学び
自分は大切な存在であることを実感します。
そうするといざというときに自分を大切にできます。
嫌なことをされそうになった時、「いや」って言えます。
ところが、私たち大人は「いや」と言う習慣がありません。
子どもは大人の言う事を聞くものだ!
口答えしません!
言うとおりにやってれば問題ありません!
整列しましょう・背の順です・席に着きましょう・宿題を提出しましょう・朝は8時までに登校しましょう・・・・
だから
大人は「いや」と言えないし、「いや」と言われ慣れてない。
自分は「いや」と言えず我慢していたものだから
子どもにも我慢させたがります。
なんなら
「いや」と言える子どもに対して嫉妬し、イライラし、八つ当たり。
それを自覚できると
子どもの「いや」を受け入れる準備ができた証です。
「いや」を受け入れる?
どうやって?
どこまで?
についてはまたいつか(^_^)
ご紹介いただいた先生、参加してくださった先生方
ありがとうございました。
またのご縁がありますように✨
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