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【花木秀明】北里大学 イベルメクチン 反ワク陰謀論

花木秀明

(北里大学/大村智記念研究所)東京都
陰謀度 5 ★★★★★

【陰謀要素】
・反ワクチン ・反マスク ・イベルメクチン ・ターボ癌
・反WHO ・パンデミック条約反対

【マネタイズ】
・講演会

【関連陰謀論者】
長尾和宏 ・及川幸久

【メモ】
◆1984年 北里大学大学院 薬学研究科卒
◆1996年 順天堂大学 博士取得 (医学)
【歴任】
◆1984年 藤井節郎研究所 研究員
◆1996年 順天堂大学 医学部細菌学教室 助手
◆2001年  Infection Control Doctor
◆2002年 北里研究所 感染制御研究室 室長代理
◆2004年 北里研究所 部長 / 抗感染症薬研究センター センター長
◆2013年 感染制御学講座 特任教授 (~2017年)
◆2016年 感染制御研究機構 教育担当部門長
◆2018年 Kitasato-Sumitomo Dainippon Project 研究総括責任者


■ 反ワクチン

花木秀明は反ワク界隈で有名人となってしまった感染症専門の基礎科学者。

花木は自身のことを「反ワクではない」と主張していて、実際にワクチン接種済みだとも言っている。▼▼

▲▲ だが世間的な評価では、花木は「反ワク」という扱われ方をされている。ワクチンを忌避しているわけではないものの、コロナワクチンの危険性を過大に着目するがあまり「反ワク」と評価されているのである。

医療が安全性を求めるのは当然のことではあるのだが、花木の上記Xポストの主張は『ゼロリスク信仰』に基づくもので、ワクチン接種によるメリットがデメリットを大きく上回るという事実をすっ飛ばしてお気持ちを表明しているに過ぎない。
政治的判断や個人的判断で行なわれるワクチン接種に対して警鐘を鳴らすのは大事なことではあるものの、コロナワクチン接種以前・以後から出揃って来たワクチン接種データを照合すれば、コロナワクチン政策が成功していることは否定しようがない。
花木に限った話しではなく、コロナワクチン接種による危険性を殊更大きく取り上げて政治や個人の判断を鈍らせるような、しかも誤った意見や情報を提出して論じることがいかに危険なことか、考え直す機会が与えられて欲しい。

一見冷静そうに見える花木がコロナワクチンに対して医学的に全く冷静ではないことは、SNS等での発信を観察していれば容易に確認できてしまう。
花木が自身のXアカウントで肯定的に引用する先が面白い。(いや、面白くない)
政界のスーパー陰謀論者原口一博に乗っかる花木。 ▼▼

参政党の反ワク陰謀論者野中しんすけにも乗っかる。▼▼

反ワク団体『繋ぐ会』の鵜川和久。。▼▼

陰謀論者へと堕ちてしまった元・クリスタルキングの田中昌之。。▼▼

元チャゲアスのASKAとは仲良し。▼▼

それ以外にも花木がXで拡散しているのは、及川幸久(ニコニコ動画でも共演)、佐々木みのり、福田世一や素性の知れない陰謀論Xアカウントなど。花木がデマや陰謀論を拡散するような事例まで挙げるとキリが無くなってしまうほどだ。。

花木は『ターボ癌』などという、反ワク陰謀論者が好む根拠の無いワードを持ち出したり、▼▼

コロナワクチンを兵器のように見立ててポエミックな文章をしたためてもいる。▼▼

さらに、WHO(世界保健機関)を「悪の組織」扱いする花木は、WHOの推進するパンデミック条約を陰謀論として捉えている。▼▼

参政党を率いる陰謀論者・神谷宗幣の情報を推す花木。リテラシーどこ行った??▼▼


■ 反マスク

花木はマスク着用に対して目ざとい。▼▼

反ワク陰謀論者たちが他人のマスク着用に対して嫌悪感を示すのはあるあるなのだが、花木は冷静な態度ながら、マスク着用を止める方向に持って行きたいと思わせる発信を繰り返している。▼▼

そんな花木にも、マスク着用効果を完全肯定して推奨していた頃があった。
2021年まではマスク着用による感染予防効果を高く評価し、着用を推奨する発信をしていたのだ。▼▼

2021年から2022年にかけて、マスクに対する花木の微妙な態度の変化を観察することができる。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

「脱マスク」を促す花木監修の健康食品。▼▼

ソビュートジャパン公式サイト

■ イベルメクチン

反ワク陰謀論者大好き『イベルメクチン』。
イベルメクチンは根拠も無い段階からなぜかコロナ特効薬として治療や予防に有効だとする意見がネット上で飛び回っていた。
しかし、その後検証がなされて行く中でイベルメクチンにそのような期待ができないことが分かり、マトモな人たちはイベルメクチンへの関心を失って行ったのだが、関心を失わない者たちがいた。それが反ワク陰謀論者たちだったのである。

ワクチンを忌避する反ワクさんたちはイベルメクチンに過剰な期待を寄せ、その効果が無いと証明された後でも、と言うか、むしろその後になればなるほど、イベルメクチン狂信者たちが誤った言説(陰謀論)を投げまくる異様な状態となってしまった。

「ベルメクチンの効果を否定するのは、ワクチンで利権を貪るメーカーや癒着する政治家たちがいるためだ」
「ワクチンを接種させて人口削減したいんだ。だから国はイベルメクチンの効果を認めない」

といった、「んなアホな」と秒でツッこみたくなるような陰謀論でも、反ワク陰謀論者たちにとっては強く信じられたのだ。てか、今でも一部で信じられている。

大大大大大大イベルメクチン推しの花木も、イベルメクチンに関して『ジャニーズ問題』と絡めて話し出すほどのどっぷりっぷりだ。。▼▼

花木は反ワク陰謀論者長尾和宏を賞賛していて、2022年には共著で『イベルメクチンは、すごい!』というタイトルの本を出版しようとしていたほどだ。

イベルメクチンと言えば花木秀明。
花木秀明と言えばイベルメクチン。

というのが、今や反ワク界隈で常識かのようになってしまっている。。


■ 権力不信とご都合主義

「医者が病気を作っている」という、夕張パラドックスと似た陰謀論があるのだが、反ワク陰謀論者森田洋之のその陰謀論に花木は完全同意している。。▼▼

人が陰謀論者へと堕ちてしまう要素の一つとして「権力不信」があって、花木にとって自分の主張と合わないものは、「権威」「権力」として撥ね退けてしまう傾向にある。
場合によってその「権威」「権力」は、「常識」と言い換えることもできる。▼▼

一方で、花木は自分の主張に合うと思ったものに対しては「権威が証明した」と、そのお墨付きをありがたがろうともしている。イベルメクター花木 ▼▼


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