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【小柳彩子】参政党 反ワク薬剤師 陰謀論者 こやなぎさやこ


小柳彩子 / こやなぎさやこ

(参政党)愛知県
陰謀度 3 ★★★☆☆

【陰謀要素】
・参政党員 ・反農薬 ・陰陽学説 ・気功セラピー
・全国有志議員の会 ・反ワクチン ・反WHO ・パンデミック条約反対

【マネタイズ】
・薬品及びサプリ販売 ・食品及び原料販売 ・市議会議員

【関連陰謀論者】
神谷宗幣 松田学 ・村井貴裕 ・近藤奈歩

【メモ】
◆1976年生まれ
◆2000年 北里大学 薬学部卒
◆2003年 上海中医薬大学卒
◆2014年 名古屋商科大学大学院MBA取得
◆American Holistic College of Nutrition卒
◆株式会社ぷちてんぐ 代表取締役
◆株式会社マクロビオス・パナセア 設立
◆薬剤師、国際中医師
◆愛知県医薬品配置協議会 副会長(兼 奈良県部会長)
◆NPO法人 TCM小児推拿協会 監事
◆稲沢市議会議員


■ 薬剤師こやなぎ

小柳彩子は参政党員として稲沢市議会議員を務める薬剤師だ。
自身で『株式会社ぷちてんぐ』という会社を設立して代表取締役となり、薬品販売業を行なっている。

その事業は置き薬販売が主体のようだが、国際中医師という肩書きを名乗り、『中医美容』という一般に聴き馴染みの無い医療サービスを提供している小柳。(※現在でも行なっているかは不明)
しかしそのサービス説明に記載されている内容が全て怖い。
整体観念とかその説明が抽象的過ぎて、「情弱をケムに巻きたいのか?」と訝しく見てしまう。▼▼

整体観念
・人間と自然界には密接な関係がある
・人体は有機的な統一体である

(出典:中医美容
(出典:中医美容

さらに小柳は『気功セラピー』なるものを提供できるぐらいに怪しい医療関係者であることが窺える。▼▼

(出典:中医美容

まあ、健康被害を与えなかったり法に触れないのであればマネタイズの方法は自由だ。


■ 高級サプリメント

さらに小柳は「ビューティーエイジング」と名付けたサプリメントを販売していて、これがボトル1本約8000円とかバカ高い価格設定で恐れ入る。。▼▼

(出典:楽天市場
(出典:楽天市場

▲▲ このサプリメントを使用したことは無いが、これを購入検討する人から商品についてもし私に問われたらなら、「普通のソイプロテインでも摂った方が安上がりでいいと思うよ」と即答する。
「ビューティーエイジング」とは即ちアンチエイジングのことだと想像するが、そんなあやふやなキャッチコピーを前面に謳って販売しているもので、コスパに見合った実用的なサプリ商品があったら教えて欲しいぐらいだ。

しかもこの商品の説明で「デトックス」なる言葉を用いてもいて、そんな言葉を使ってしまう時点で小柳の医療人としての信用度はガタ落ちだ。▼▼

当noteで扱っている陰謀論者の中で、工藤聖子南出賢一反ワクさん両名が「デトックス」という言葉を持ち出している。
このデトックスという言葉を用いた医療や健康に関する説明には怪しいものが多いため、そんな説明を真に受けないよう、ぜひ注意して聞いて欲しい。


■ 反ワクチン

小柳は反ワクさんである。▼▼

意図的なものではないって・・・ もう各国のデータでも 感染予防の効果はなく 重症化も防げない、死亡率も下がっていない ということが明らかになっていて むしろ摂取により免疫力の低下が顕著であるという データが出ているのに 早く事実を国民に...

Posted by こやなぎ さやこ on Sunday, May 29, 2022

2022年11月に放送された小柳自身のラジオ放送では、ワクチンに関して冷静な見解を示しつつも接種の推奨はせず、「自己免疫を高めることが一番」と発言して、医療人として些かの危うさを露呈していてもいた。▼▼

▲▲ 上記ラジオの中での小柳による、もう一点怪しい発言としては、承認申請中の「塩野義製薬のコロナワクチンの方が安全性が高い」と、モデルナやファイザーといった社名は出さなかったものの国産ワクチンを推す発言も行なっている。塩野義製薬のワクチンはまだ承認されてすらいないのにもかかわらずだ。

そこら辺は、『薬剤師としての立場』と『反ワク&反グローバル参政党の党員』のはざまで表現に苦慮したのかも知れない。
参政党員としてワクチン接種を推奨することは党是に反してしまうため、なかなか言い出しづらいだろう。


■ パンデミック条約反対

そんな反ワクさんの小柳は、WHO(世界保健機関)が推進しようとするパンデミック条約について危険視をしている。▼▼

パンデミック条約とは、コロナや未知のウイルスが発生して世界的な感染爆発が起きないよう、また起きたとしても速やかに対処ができるよう、WHOが加盟各国と手を取り合って問題解決を図るための取り決めだ。(順調に進めば今後、決議と運用がなされる見込み)

小柳は参政党よろしくこの条約を曲解して、
「国内法よりもパンデミック条約が優先される恐れがある」
「WHOの意向で日本が強制的に従わされることが起きるかも知れない」
「国際法に関して諸外国がけっこうアバウトに守らないことが多いのに対して日本だけしっかり守ってしまうので」

などと、日本人の国民性ゆえWHOの操り人形になってしまうと危惧しているのだ。
これは参政党が支援するWCH議連という反ワク集団の主張と一致する。そしてこの先、「WHOにワクチン接種を強制される!」という陰謀論を唱えることまでが陰謀論者たちの狙いだ。

WCH議連について詳しくは当notehimuroのページを参照。

反ワク陰謀論者の集い【WCH議連】

また小柳は上記ラジオで、「行政主導で行われたコロナ対策が正しかったのか検証がなされていない」という旨の、誤りというかデマを言っている。

これに関してツッコむと、コロナ発症例数や死者数、またワクチン接種に関するデータなど厚生労働省が随時発表しているし、それに基づいた検証のもと適時政策に反映されている。マスク着用に関する行政指導なども同様だ。
小柳はそういうことは無視して説明することで、「WHOや国は何も考えていない」と錯覚させ、「パンデミック条約は怖い」という印象操作をしたいのだろう。
反ワク参政党員小柳の意図が見え隠れする。

そして、「パンデミック条約が存在することによってWHO事務局長の独断で色々決めてしまえるそう」などと、おかしな憶測で公言できる小柳の感覚も心配になる。
国際的な保険機関がそのようなワンマン経営者みたいな判断のもと世界200ヶ国を超える国や地域、70億人を超える地球上の全人類に影響を与えかねない危うい取り決めができる、などと考える方がおかしいのに、小柳はそんなことをサラッと言ってしまっている。。

小柳の脳内でもWHOはこう見えてそう。▼▼

オモコロ 【検証】つまらない会議も『悪の組織の会議』をすれば楽しくなるのか?

当然、パンデミック条約では国家主権が認められていて、「パンデミック条約によって国家主権が奪われる!」などという懸念に対してWHOテドロス事務局長が、「全くの誤り」だと表明している。

下記リンク先の国際保健規則を見ても、条約の措置として問題点は見当たらない。条約に関してはWHOの規則を加盟国が尊重するよう求めるとしつつも、原則として各国の法律と取り決めに基づいた自由が約束されている。▼▼

第三条 諸原則
4. 諸国は、国連憲章及び国際法の諸原則に従い、自国の保健政策に基づき立法を行い且つそれを実施する主権的権利を有する
その際、諸国は本規則の目的を尊重することが求められる。

(出典:国際保健規則

これらのことを言わずして不安を煽るような説明に終始する参政党や小柳の活動は注意深く監視されて欲しい

パンデミック条約について冷静に分析された説明を読みたい方は下記リンク先参照をオススメ。▼▼

愛知県稲沢市の市議会や市民が参政党の主張に毒されないよう気を付けて頂きたい。


■ 関連note

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