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War Cry♯72第二部のイメージの世界観あらまし(タイトル未定)

音楽:No Rest  And peace (Piano Version) feat.Sesame 
   Rap:Leon Jackman

小説WarCry天使大戦(黙示録)物語 第二部仮設定(日本側)

▪︎情報本部(DIH)外局 特殊戦技防諜隊「御霊」
首都圏防諜本部総隊(東京都直轄)第1 強襲即応小隊「百舌鳥」

Special Warfare Technical Counterintelligence Unit "Goryeo(Mitama)" (DIH), Metropolitan Counterintelligence Headquarters General Headquarters (under direct control of the Tokyo Metropolitan Government) 1st Assault and Quick Reaction Platoon "Mozu"

特殊戦技防諜隊「御霊」とは、米国連合(のちの米帝)の散発的なテロ攻撃に悩まされ続けていたDIH(防衛省情報本部)と統合幕僚監部とその関係者、経済界、官僚機構が、日本に居住する人々へのテロ被害を未然に防ぐために、(テロ攻撃に無策な護憲憲法に対し)特殊作戦群(S)や海自のSBU、第一空挺団、第一水陸機動連隊(西普連)、海保のSST、警察のSAT。公安調査庁、警視庁公安部外事課OB、海外PMCおよび軍経験者など既存の治安組織の垣根を超えて参加した有志者を基礎母体として極秘に創設した外局(クリーナー:暗殺専門部隊)である。

(創隊について)
百舌鳥は、DIH 外局特殊戦技防諜隊「御霊」の首都圏専従の敵性勢力殲滅部隊で各都道府県にも、極秘裏に「強襲即応小隊」が10名程度、配備されているが、隊員は通常は、私服で活動をしており、一般社会において民間人との区別が付かないように徹底されている。(HALO降下作戦時などはその限りではない)。

創隊時の戦闘人員は約20名程度で、陸自の「特殊作戦群(S)」や、海自の「特別警備隊(Sbu)」のOBや現役隊員が、情報本部付きの統合幕僚監部の関係者により極秘に打診を受けた海外居住者を含む人々によって設立された。

その創隊の根幹を支えたのは、DIH(防衛省情報本部)と統合幕僚監部とその関係者、日本経団連の会長や、各大企業の経営者、防衛審議官等の官僚や各省庁の官僚機構によるもので、総理大臣や内閣の閣僚、防衛大臣、防衛副大臣などを含む政府関係者には、その存在は特殊戦技防諜隊「御霊」の解隊まで極秘にされた。

各隊員1名当たりの装備調達費のみで年間、1.5億円以上で、その全ての資金を日本経団連や企業が賄った。

装備調達では、各隊の隊員の意見が反映され、東西各国の軍事装備を自由に常時所有することが許されていた。情報本部(DIH)外局の創隊にあたって、情報本部(DIH)の関係者は、友好国の軍事メーカーや、各国のブラックマーケットの実力者と装備品調達について、日本政府を通さない特定秘密的協定を結んだのである。

現在の戦術オペレーターは、約500名で、各陸海空自衛官、「第一水陸機動連隊」や海保、警察特殊部隊、並びに、海外軍、PMC経験者、公安調査庁、警視庁公安部外事課などのOBやOGや民間企業からサイバー技術者をリクルートするなど幅が広い。

情報本部(DIH)外局特殊戦技防諜隊「御霊」首都圏第1 強襲即応小隊「百舌鳥」の本部と訓練施設は東京都千代田区内にあるとされるが、その本部所在地と創設者、各都道府県の支局、指揮官などは明らかではない。首都圏、及び各都道府県に「武器弾薬庫」「ヘリボーン、輸送機、移動車両等を含むセーフハウス」が数千ヶ所存在する。(米国合衆国【米帝ではない】と協定を結び、民間空港の滑走路や在日米軍基地なども夜間などに極秘に運用している)。

(御霊の活動について)
・テロ防止、敵性諜報員、敵性勢力の日本への浸透阻止と「積極的排除」
・国民の生命と財産の保全
・日本経済界へのテロ活動の阻止

(作戦の偽装並びに民間への浸透)
隊員に何らかの問題が起こった際に、公の治安組織や市町村長の役所、医療機関等に隊員の情報や身分が露見しないために長きにわたって協力人脈が形成されており現代日本の常識では、有り得ない強度の階層の秘密保全が徹底されている。一般企業に勤務している(ように見える)隊員がほとんどで、情報本部(DIH)外局 御霊防諜隊の関係者は、至って民間人にしか見えない。

そのような支援を経済界全体が行なっており、隊員の作戦と資金調達、生活等に、隊員の申告により必要な物の全てが、隊員が共通に所持している「ブラックカード(月の使用可能上限:1億)」や、資金援助という形で、即時に審査、決裁、準備され、隊員は経済界等からの生活保障をされている。海外の諜報機関のエージェントと同等の資金援助を受ける権利を有していると言っても良いだろう。

公的身分として、交戦等で殉職という形になると家族にもその隊員の死は事故死したなど、事実が偽装した形で伝えられる。

(情報本部(DIH)外局特殊戦技防諜隊 「御霊」の特徴)
創隊時から、友好国を含む、多様な人材がリクルートされていることや、日本独自の護憲に縛られない非正規活動、日本経済界を柱とした資金調達力と自由な運用、「御霊の即応実行能力」は自衛隊の保つ、正規の活動範囲や特殊部隊の実用性を軽く凌駕しており、当初より、敵性勢力の無力化、排除が目的のもので、該当作戦の結果生じた痕跡の完全な抹消と現状復帰も経済界が全面的に支援する。

「御霊(ゴリョウ/ミタマ)」の戦術オペレーターに選抜される者は、その創隊の事情から判るように、不正規戦に於いては、日本国自衛隊の戦力技術の最高水準を凌駕しており、一線に立つ隊員のほぼ全員が、自衛隊の水路潜入や、海自のスクーバー過程、陸自の自由降下過程、山岳、冬季遊撃レンジャー、特殊部隊などの対ゲリラコマンド戦等の同等の訓練過程の経験者とされ、一定の基準を保つことを求められるが、任期を終えたOB、OGのリクルートも多いため、それまでの経験豊富な分野の役割を課せられることも多く、最上級な審査基準が、絶対的ではないこともある。

近年においては、通常では、考えられないことであるが、東西を問わず海外の現役の従軍経験者やOBが、人脈を通じ、非正規に、極秘裏にリクルートされることも多い。例を挙げると、「ISRサイェレットマトカル」、「英国陸軍第22SAS連隊」、「英グルカ旅団」、「ロシア連邦特殊作戦軍(スペツナズ)」、「仏第2外人落下傘連隊」、「DEVGRU」、「西班牙 特殊作戦集団」、「パキスタン特殊任務群第2、第3大隊」や、アカデミ社などの大手「PMC」、独「GSG9」、仏の「GIGN」などのパラミリタリー関係者なども含む最精鋭を誇る多国籍な経験者と契約し、訓練教官として招聘することもある。

(編成)
総員は約900名で構成されており、後方支援職である本部、支局管理隊と民間からリクルートされた才能ある者を除き、前述したように、戦術隊員のほとんどが、基本的にレンジャー有資格者であるほか、海上自衛隊と同等以上のスクーバー課程と陸上自衛隊の特殊作戦群水準以上のゲリラコマンド掃討過程の教育やCQC、CQB、山岳戦、砂漠戦の訓練を受けている。(この時点で、民間、警察や、公安の選抜関係者は訓練について行けず、Cオペレータ審査から脱落することも多いが、但し、審査基準が絶対ではなくリクルートの時点で適材に当てるよう考慮されている)。部隊は、ある、大企業の関連会社に偽装されたDIH外局防諜隊本部(東京都千代田区)の他、各都道府県、県庁所在地等に支局があり、自衛隊に倣い首都圏防諜本部総隊を入れて、6個の部隊にわかれている。方面支局隊に分けると、50名から80名程度の強襲即応部隊が配備されているが詳しいことはわかっていない。

北部方面支局隊(北海道担当)
東北方面支局隊(東北地方担当)
東部方面支局隊(関東地方・中部地方東部担当)
首都圏防諜本部総隊(東京都直轄)
中部方面支局隊(中部地方西部・近畿地方・中国・四国地方担当)
西部方面支局隊(九州地方・沖縄県担当)

(主要装備及び火器類調達先:所持、使用は隊員の自由裁量となっている)
・米国が分裂前のColt Firearms製の主要歩兵兵器
・Kalashnikov Concern製の主要歩兵兵器
・Heckler & Koch GmbH製主要歩兵兵器
・Schweizerische Industrie Gesellschaft(SIG)製主要歩兵兵器
・FN Herstal(FNハースタル)製主要歩兵兵器
・Beretta(ベレッタ)製主要歩兵兵器
・Glock Ges.m.b.H.(グロック)製主要歩兵兵器
・CZ(チェスカー)製主要歩兵兵器
・Benelli(ベネリ)製主要歩兵兵器
・Taurus(トーラス)製主要歩兵兵器
・Steyr Mannlicher(ステアー)製主要歩兵兵器
・Walther arms(ワルサー)製主要歩兵兵器
・豊和工業製主要歩兵兵器
・BAE Systems plc製歩兵主要兵器

ブラックマーケットや人脈から調達される火器類(ロシア、を除く国営企業や、米国製主要兵器は入手しにくいが運用している)。

・NEXTER製主要歩兵兵器(フランス国営企業)
・Sturm, Ruger & Co., Inc.製主要歩兵兵器
・Barrett Firearms Manufacturing製主要歩兵兵器
・Remington Arms製主要歩兵兵器
・ArmaLite(アーマライト)製主要歩兵兵器
・Knight’s Armament Company(ナイツアーマメント)製主要歩兵兵器
・Mossberg(モスバーグ)製主要歩兵兵器
・Israel Weapon Industries(IWI)製主要歩兵兵器
・防衛省防衛装備庁から極秘調達(国産ATM等)
・Gepárd

(運用しているヘリボーンメーカー・輸送機)
 ※スバル、本田技研は21世紀後半に軍用ヘリを開発する。
・川崎重工(戦術輸送機含む)
・三菱重工
・スバル
・本田技研
・Вертолёты России (ロシアンヘリコプターズ)
・Agusta
・Airbus Helicopters
・EADS
・Agusta Westland NV

(運用車両)
・TOYOTA
・スバル
・本田技研
・アフトワズ
・アキュース
・メルセデスベンツ
・ヤマハ(オートバイ)
・カワサキ(オートバイ)
・ホンダ(オートバイ)
・Gorkovsky Avtomobilny Zavod
・小松製作所
・Rotinor社(ミリタリー水中スクーター)

特殊戦技防諜隊「御霊」は、第一次米帝戦直前にその存在が暴露され物議を醸したが、彼らの汚れ仕事によって、数多くの日本に対するテロ行為が未然に防がれたのは事実であった。米帝戦争開戦による解隊まで、作戦中に防諜隊の作戦が、一般人に目撃されたり、日本に居住する民間人(みんかんじん)に対して、彼らが、暴走する事は一度もなく、その規律は遵守された。「特殊戦技防諜隊御霊」の容赦ない殲滅戦の遂行能力は凄まじく一般的な日本人が持つ、特有の「甘さ」などは、その身に微塵もまとっていなかった。見つかるはずがない潜伏先を容易に発見し、いきなり現れては、襲撃しに来る「彼ら」の存在は、日本に潜伏する敵性諜報員や、テロリストたちにとってまったく意味が分からない恐怖の対象でしかなかった。

(顕著な功績を残した関係者)

①阿蘇 昌由(Masayuki  Aso)
元、陸上自衛隊「特殊作戦群」隊員。自衛隊から転身し、常に不当な弾圧を受けている側のグループに立って中東、東南アジア、東欧、中南米の紛争地帯を渡り歩いたが、昔の、旧友の誘いを受け、「御霊」に参加、その作戦遂行能力と不屈の精神は敵性勢力から大いに恐れられた。東側の火器や、ATM(対戦車誘導弾)、MPADS(携帯式地対空誘導弾)などの扱いにも精通している。

②三苫 正哉(Masaya  Mitoma)
元、「仏第2外人落下傘連隊」隊員。特殊作戦の経験も豊富で、阿蘇を「御霊防諜隊」にリクルートした。フランス国立コマンド訓練センター「CNEC」で要人警護要員の養成課程や戦技教官などをしていたこともある。また、2輪、4輪の等の車両運転技術は神業である。仏軍退役後、防衛省の友人からこの計画を聞き、創隊から関わった。

③サイヤド・健吾・ハサン(Syed, Kengo, Hassan)
首都圏の大学に通うパキスタンからの留学生であった。父親は、パキスタン人、母親は日本人で、父親は、パキスタン陸軍「特殊任務群(SSG)」第3大隊(山岳戦)の関係者で幼少期より英才教育を施され、一通りの火器やCQC、CQB、山岳サバイバル技術をマスターしている。あることがきっかけで、大学内で起こったテロリストによる占拠事件を防いでしまい、その高い才能を評価され情報本部(DIH)外局からリクルートされる。

④ミア・ポートマン
アフガニスタンの米軍特殊部隊を支援するため、米陸軍で女性だけで総隊されたチームである「米国陸軍特殊作戦司令部文化支援チームCST(Cultural Support Team)」の出身者である。(続く)

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