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 低年齢からテニスが楽しめるプレイ+ステイが定着し、日本中で低年齢からたくさんの大会に出られるようになりました。まだまだ地域格差はあるようですが、保護者の皆様の行動力さえあれば、多くの試合に出て切磋琢磨しながら上達できる環境が整っていると感じます。

随分前から、プレイ+ステイを用いたゲーム・ベースド・アプローチの重要性が叫ばれ、戦術に重きを置いた指導も当たり前になってきていると思います。ただ気をつけるのは、これまでの指導が置き去りになってはいけないということです。

 これまでの指導では、足りなかった部分をゲーム・ベースド・アプローチが補っているだけで、打ち方を探求することもとても大切です。

 打ち方の指導も、身体の機能面から考えてフォームを押し付ける指導はなくなっていると思いますが、それでも結果としてボールを飛ばすことを第一に考えるということは、競技テニスからは斬っても切り離せないことです。

 最終的には、このボールを飛ばす能力でランキングが決まると言っても過言ではないと思います。低年齢から試合に勝っていく必要があり、ボールをコートに入れて行かなくてはなりませんが、

・身体の柔軟性
・身体機能の連動性

などを研ぎ澄ませて、ボールを飛ばすという考えはいつも頭の片隅に置いておく必要があると思います。なぜかというと、目の前の試合で勝つことだけを考えると、ボールを飛ばす必要はそれほど感じないからです。

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飛びすぎるボールは、ある時、必ずコートに収まるようになる日が来ます。


でも飛ばないボールは、ある時、もうどれだけ頑張っても飛ぶようにはならなくなります。

ボールをガンガン飛ばしましょう!


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