試合でもう少しちゃんとプレイして欲しい
お子様の試合を見ていると、
・全力を出し切らない
・集中していない
などちゃんとしていない所が目につくと思います。
日本人は真面目で努力家であるが故に、他人にもそれを求めてしまいます。
真面目で一生懸命プレイするなんて、誰にでもできることなのになぜしないんだろう。私も指導者としてそう思うことが当然あります。
余談ですが、僕が留学していた頃に見た経験や、その後にジュニアの遠征をした経験から言うと、ヨーロッパの選手は抜く時は、思い切り抜きます。それは選手もコーチもです。
さて、ではどうすれば子供たちが、大人の言う「ちゃんとプレイ」してくれるようになるのか?
それは行動を、
具体的に
指定することです。
「ちゃんとプレイする」というのは抽象度の高い表現で、大人にはその具体的なイメージがありますが、
子供にはまだありません。
・サーブを打つ前にはボールを3回つく
・ボールを打つ時には、息を吐いて声を出す
・ポイント間はキョロキョロせずにガットを見る
など、具体的な行動を示してあげると、子供たちは行動しやすくなります。
「ちゃんとプレイすること」は大人になるとそれほど難しいことではなくなりますが、ジュニア選手に「ちゃんとプレイしてもらうこと」は、大人になっても難しいです。
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