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寄り道も計算に入れていますか?

 1万球打てば身に付く技術があるとして、それを5000球で身につけさせるのもアドバイスだし、あえて遠回りさせて2万球打たせるのもアドバイスです。

 どちらが良くて、どちらが悪いということを言いたいのではありません。5000球に縮めることだけがベストではないということです。

なんとなく自分の勝ち方、自分のスタイルがわかってくるまでに、オムニコートでしかプレイ経験がないのか、それともハードコートやクレーコートでも経験があるのか。

 複数のサーフェイスを経験する方が、余計な感覚が混ざって遠回りですが、単一のサーフェイスで身につけるよりも柔軟性があり、対応力が高いプレイヤーになれます。(クレーコートが必要な理由は下記記事をどうぞ)

 同様に日本人同士でしか戦ったことがないのか、それともヨーロッパやアメリカなどでも戦った経験があるのかでも変わってきます。

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 ライバルに追いつくためには、最短距離を目指したくなります。またテニスは時間との戦いです。ジュニアが終わるまでにはある程度の結果が必要です。目標が高い人は、14歳・15歳である程度のポジションまで行きたいと考えているでしょう。

 いかに寄り道計算に入れた最短距離をイメージできるか、試行錯誤しながら、歩んでいきましょう。


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