徹底的にやる

　苦手なショットの練習をする。良く見る光景で、皆様のお子様も取り組んでいると思います。その際、僕がアドバイスするのは

とにかく徹底的にそればっかりやる

ということです。それが結果として一番効率がいいです。練習時間が１時間あるとしたら、とにかく５５分はそれをやりましょう。

テニスコーチには簡単にはなれないお父さん・お母さんが、努力すれば必ずなれるもの。 | 世界基準で子供の語学と運動能力を育成するテニスコーチング 稲本昌之テニスコーチには簡単にはなれないお父さん・お母さんが、努力すれば必ずなれるもの。

２時間、３時間、1日でも構いません。

これまでたくさんの指導者を見てきましたが、植え付けたい何かがあるときには徹底的にやっています。練習の最初から、そればっかりやります。そこを意識しないと、ついつい、フォアもバックもボレーもサーブも全てを満遍なく行って、その中で苦手なところをちょっと時間をかけて行うという時間配分になりがちです。

・朝から晩前まで高い打点から打ち込む練習をするコーチ
・朝から晩までスニークインからドライブボレーをするコーチ
・朝から晩まで姿勢作りのため、歩く練習のみをするコーチ

ここまでやったら、そりゃできるようになるわ。そう感じるまで選手にさせていました。

徹底的にやりましょう。