お子様と練習する時のワンポイントアドバイス 球出し
練習メニュー作成で大切な要素
・質(内容・目的)
・量(球数・運動量)
・安全性
安全性に関しては1面に入る人数が多い場合に配慮すべきことがほとんで、お父さん、お母さんとの練習では関係ないです。唯一配慮すべきは、専門的なトレーニングを専門家抜きに行う時の怪我でしょうか。腱反射などを鍛えるトレーニングは要注意です。
今日は、練習の質を高める基本中の基本であるボール出しについて、ここだけは気をつけた方がいいよというポイントをご紹介します。まず何より大切にするのは、
選手が打ちやすく感じるボールを出すこと
これです。私も含めて昭和生まれは、負荷をかけて打ちにくいボールを出す方がいいと思ってしまって、厳しいところに出すのがいい練習だと思いがちです、笑。
それはもちろん、必要なことなのですが、まずは打ちやすいボールを綺麗に打ち抜くことから始めた方がいいです。では打ちやすいボールを出すにはどうすればいいのか?ボールのタッチ、柔らかさやスピードは数を積んで上手くなるしかありません。
・適度なスピード
・適度な回転
・適度な高さ
これが打ちやすいボールですが、そうするには数ヶ月は出し続ける必要があるでしょう。手出しであれ、ラケット出しであれ、出せば出すほど上手くなります。ここではすぐに実践に移せる方法をご紹介します。
・「今から出すよ」という間を作る
・選手にボールを出す場所(インパクト)を見せる
・毎回、そのリズムを一定にする
これだけで、受け手からすると劇的に打ちやすく感じます。でもこれ、意外とできないんです。
手でボールを掴むと急に打ち出したり、インパクトを見せる意識がないので、選手からするといつ飛んでくるかタイミングを掴むことに意識が持っていかれてしまって、肝心のフォームやフットワークに意識が注げないんです。
・まず今から出すよっていうアイコンタクトを、球出しとは言え、しっかりと構えを作って見せる
・次に、インパクトを見せてボールの出所をはっきりと見せる
・あとはそのリズムが速くなったり遅くなったりせずに、一定のリズムで出す
まずはそこを守って出してみてください。そして
打ちやすいボール
まずはそこを意識するとお子様の上達の助けになると思います。
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