テニスの素晴らしいところはこれに尽きる!
テニスというスポーツの素晴らしいところ、それは
みんなが主役になれるところ
です。
集団で行うスポーツでは、どうしても中心選手という存在ができてしまいますが、テニスにはそれがありません。誰もが中心選手です。
そして補欠がありません。エントリーすれば全員試合に出れます。それぞれの選手がそれぞれの目標に向かって主役をはれるんです。
そのために必要なことは、周りと比較しないこと。隣のコートで起こっていることなんてどうでもいいんです。
全国大会で活躍する選手の指導も、都道府県の予選突破を目指している選手の指導も、指導者がもらえる感動は同じです。
ランキングが低い同士の試合でも、1試合しっかり観察すると、そこには心の動きがあり、ドラマがあり、上達の鍵がたくさん転がっています。
皆さんのお子様の試合を見て、強いジュニアと比べてしまい、落ち込んでしまう事があると思います。差を感じることは大切です。ですがその差を的確に読み解いていけば、差は詰まります。
皆さんのお子様の試合を見て、やる気が見えないと感じることがあるかもしれません。それでもお子様を主役としてみれば、これからやる気を見せるための、モヤモヤした時期に思えてくるはずです。
どんな主役にも、集中しきれない時期はあるし、上手くいかない時期、認められない時期があります。サポートする側は、主役が輝く時を信じるのみです。
頑張りましょう!
P.S.この小説では、まだまだランキング低い2人の胸熱な一回戦の模様も書いています。小さな大会の一回戦でも全国の決勝でも、真剣勝負のゾーンに入れば、起こっていることは同じです。(紙版と電子版があります)
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