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お子様の自己肯定感を考えるとき注意すること

お子様がテニスに取り組む上でよく出るこの言葉
自己肯定感

前職では、メンタルトレーナーの講習などでジュニア選手の自己肯定感をチェックしてもらったこともありました。

ただこの言葉を使う上でちょっと大事にしたいのは、
自己肯定感が高い選手は、いつも自己肯定感が高いということではない
ということです。

 誰でもうまく自分をコントロールできなかったり、落ち込んでしまうことはあります。その対処法や解決方法を知っていて、自分が何かに挑戦する時には、自己肯定感が高い状態でいいることができる、それが自己肯定感が高い選手です。

・うちの子はすぐに落ち込む
・うちの子は集中力がすぐ切れる

 どちらも、落ち込んだ状態や集中が切れた状態のままでいる、そのまま試合が終わってしまうから良くないのであって、オンコートでもオフコートでも、自己肯定感を失ってしまう事はあります。

 ただ、そこに長くいることなく、復活できる。自己肯定感を失った自分を感知して取り戻すことができる能力が重要です。それには単に休むということも必要だったりします。

 自己肯定感が低くなっているときに、自分は自己肯定感が低いんだとか、我が子は自己肯定感が低いと考える必要はありません。練習や試合のコートに立つその時に、気持ちが作ることが重要です。


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