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いろんなタフさを身につけよう


 僕自身、スペインに留学した26歳の時に始めて出会った感覚だけど、
日本人は休むのが下手。スペイン留学時代は、休日も練習やジムで筋トレをしていてコーチに怒られていました。

 休めば当然、チャンスは減るし(試合をスキップした場合)、積み上げてきた練習も少しだけ後戻りすることになる。当時の僕も休むことをマイナスとしてしか考えていませんでした。

 それでもスペインのコーチや友人から得た影響は少しずつ僕の考え方を変えていきました。負けることが勝つことの一部であるように、休むことも頑張ることの一部であると考えるようになりました。

 毎日休まずにテニスをし続けることだけが「タフさ」であるという考えだった僕が、「タフさ」にもいろんなタフさがある。思い切って休めることも「タフさ」の一つだと考えられるようになりました。

 それでも僕自身、休むことはまだまだ苦手です。何か詰め込んでいないとダメな気がして、空いてる時間に小説を書いたりしてしまいました。

日本の子供達にとって、ただでさえヨーロッパに比べて短い夏休みに、ぎっしりとテニスの予定が詰まっていることは幸せなことでもありますが、
『いろんなタフさ』を身につけるというある種、都合の良い言い訳を使って、ぜひ休みを満喫する日、そして何もしない日を作ってあげてほしいと思います。


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