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金利と株価の関係

お疲れ様です。

YouTubeに『お文具』というチャンネルがあるのですが、スッゴイほのぼのした動画で、絵柄も可愛らしくてお勧めですよ。

2分〜3分くらいの短めの動画ですので、忙しいみなさんの時間はとりません。


今回も『金利』についてみていこうと思います。

何回かいった記憶はありますが、金利は株価の動きを予想する上で有力な参考材料の1つです。

金利が高ければ支払う利子や貰う利息は多くなり、金利が低ければ利子や利息は少なくなります。

では、金利をどうやって取引に役立てるのか?
それは
金利変動の『理由』を分析すれば、取引に役立てることができます。

そのためには、金利の変動が経済全体にどのように影響を与えるかを理解する必要があります。

また金利は『景気』という経済そのものだけではなく、『国債』『為替』にも影響を与えます。

そして、それぞれが株価の変動に繋がっているのです。

なので、『金利』と『株価』の関係性を改めてみていきましょう。



1・金利が動けば経済も動く

金利が景気に与える影響を理解すれば『金利と株価の関係性』も理解でき、金利は景気のバランスを調整する目的で、日本銀行により決められます。

金利変動は景気動向に影響を与えるため、
株価にも多大な影響をもたらします。

まず『景気』とは
売買や取引における経済活動の良し悪しを表すもので、企業の業績や生産性、雇用状況など複数の基準から算出されます。

世の中全体でお金の消費が活発=『好景気』

お金の動きが鈍化=『不景気』
という言葉を使うのが一般的です。

景気変動は、株価の値動きと連動してます。

♦︎好景気になると、企業の成長性が見込めるので、株を買う投資家が増えて株価は上昇。

♦︎不景気になると、企業の成長性に期待できず、株を売る投資家が増えて株価は下落。

景気上昇では『株価上昇』
景気下降では『株価下降』

(👆これが一般的に考えられる景気と株価の関係なのですが、近年の日本では株価は上昇しているのに景気はどうでしょうか?
資本家しか恩恵を受けていない➡︎完全に資本主義社会ですね〜)

なので、基本的には
♦︎『金利が下がった時=株を買う』
♦︎『金利が上がった時=株を売る』という感じです。



2・金利を変動させる目的

景気が良くなり過ぎると、日本銀行は金利を上げることで景気を落ち着かせます。

好景気の場合に経済に与える影響は、以下の通りです。

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好景気は世の中のお金回りがいい状態です。
企業も個人も沢山お金を使えて、『えぇじゃないか🕺』と思うかもしれませんが、景気が良すぎても経済は上手く回りません。

何故か?というと、

物価やサービス料が高騰して、
法人も個人も消費活動が制限されるからです。

もし、
生活用品が今の値段の倍になったらどうでしょうか。

そんなのは嫌だと思います。

景気が良くなりすぎるのは、
良い思いをする人だけではないということです。

物価やサービス料の高騰に歯止めが効かなくなると、資金繰りが間に合わない企業は倒産。
倒産に伴い職を失った個人が自己破産するなど、最悪のケースが想定できます。

日本銀行はこうしたリスクを事前に回避するため、金利を上げることで景気を落ち着かせるのです。

個人であれば、
金利アップで消費活動が消極化。

法人の場合は、
金利アップで銀行から融資を受けづらくなり、新規事業や設備投資などに資金を使えない状況になります。

結果的に社会全体のお金が回りにくくなり、物価やサービス料は下がって景気は落ち着くのです。



3・金利を下げて景気回復

不景気は経済成長が鈍化している状況で、日本銀行は金利を下げることで景気を回復させます。

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不景気は好景気とは逆に、世の中のお金回りが悪い状態です。

法人も個人も使えるお金が少なく、経済全体は暗いイメージで、日本では1990年代にバブルが弾けて以降、約20年もの間大不況に陥りました。

物価やサービス料が下がっても、使えるお金が少なければ意味がないと思います。

不景気からすぐにでも脱却しなければ日本の経済成長は期待できません。

なので日本銀行は金利を下げることで、景気回復を狙います。

個人であれば
金利ダウンで消費活動が積極化し、

法人の場合は
金利ダウンで銀行から融資を受けやすくなり、新規事業や設備投資などに資金を使える状況になります。

お金の流通が増えれば、物価やサービス料が下がり、景気が良くなっていくのです。

そうなれば、株価は上がっていきます。
景気が回復するにつれて、
企業の業績も良くなり多くの投資家は
企業の成長を期待して『株を買い始める市場』になるからです。



4・金利の変動は国債と為替にも影響

国債は株価に影響を与えます。
金利が動けば為替が変動し景気を刺激。
結果的に株価にも影響を与えるのです。

‘’金利が今‘’で‘’株価は結果‘’と覚えれば大丈夫です。

金利の変動を分析し『取引』を有利に進めたいなら、金利変動が『国債』と『為替』にも影響を与えていることも理解する必要があります。


⭐️『金利』と『国債』と『株価』の関係性からみていきましょう。

国債の性質を理解することで金利の変動を予測でき、株価の動きを読むことに繋がります。

♦︎国債とは金融商品の1つです。
国が個人からお金を借りて利子を払う仕組みで、支払われた利子が投資家の儲けになります。
【国が利子と元本の支払いを保証してくれているので、低リスクで資金運用が可能です。
国は『国債券』という債権の証明となるものを発行して市場に流します。
投資家は『国債券』を証券会社や銀行、或いは投資家と売買することで取引可能です。】

国債は利子が儲けになる金融商品なので、金利変動による影響は多大です。

『国債券の価格』は高金利の時ほど高騰し、
低金利の時ほど下落します。

なので、
国債が売られ始めると株価は上昇し、
国債が買われ始めると株価は下降する
という関係性です。

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例えば、金利が低くなると国債の儲けが減るので、投資家は国債を売り始めます。
投資家は国債からキャッシュに変わり、別の投資先を探します。
別の投資先を検討する上で、
投資家が重視するのは
『金利が低い時に儲けを出しやすい金融商品かどうか』
です。

先に説明した通り、低金利の時に株価が上がるので、国債から株に乗り換える投資家が増えます。

投資家が国債を売り、株を買うことで株価は上昇するのです。

このように『国債』と『株価』には関係性があります。


⭐️『金利』と『為替』と『株価』の関係性

日本にも金利があるのように、海外にも金利があります。

海外の金利変動が、日本企業の株価に影響を与えるケースもあるので、海外に金利動向をチェックする時は『外国為替』を見てみるといいです。

海外の通貨に対して
『円安』なら株価は上がり、
『円高』なら株価は下がる傾向があります。

米ドルと日本円を例に、
為替が日本円に与える影響を見てみます。

例えば

♦︎日本円の金利が低く、アメリカの金利が高い場合、米ドルの資産を増やしたい方がお得です。
投資家は、日本円を売り優先的に米ドルを買おうとするため、
日本の価値は下がり『円安』になります。

♦︎日本の金利が高く、アメリカの金利が低い場合、日本円の資産を増やす投資家が増え『円高』となるのです。

<円安・円高が経済に与える影響>

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為替は景気の変動にも関わってきます。

景気が変動した結果、銀行は景気のバランスを取るために金利を調整します。

すると、
株価も金利変動に伴い、動き出します。

海外事業での利益が多い企業や貿易会社は、為替変動による影響を受けて株価が動きやすい傾向にあります。

記憶が曖昧なのですが、トヨタ自動車は1円の円高で‘’400億円‘’(程だったと思います)の損失になります。


金利が変わると経済全体に色々な影響があり、結果的に株価も変動します。

『金利は景気を動かし』
『景気は株価を動かす』

日本銀行は景気のバランスを取るために金利を決めています。

金利に変動があったら
『何故、金利を上げ・下げたのか?』
を調べた方が良いのです。

それと『国債』と『為替』をチェックすることで、より正確な分析ができます。

普段から金利情報の収集と分析に注視しておけば、株価の動きを予測できる機会が増えます。

だから、‘’有名人の浮気‘’や‘’バラエティ番組‘’とか‘’友達の不幸話‘’などしている場合じゃないのです。

運用しながら勉強して、
儲けたお金で好きな人と
YouTubeの『お文具さん』でも見た方が幸せかもしれません。

お文具さんのお尻を振る姿、カワイかですよ。


それでは

明日も適当に頑張りましょう。


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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
あざした。🐶

🐶今回のもっふもふ🐶
至近距離ベルちゃん🐶

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