見出し画像

そもそも投資とは?

お疲れ様です。

今回は沢山金融に関わることを書いてきましたが、

起点に戻り
『そもそも投資って?』について見ていこうと思います。



1、投資はなぜネガティブな印象なのか

『投資』とは、

⭐️日本語で見てみると、

・『財産を増やすために、また、利益を求めて資本を出すこと』
・『長期的な相場の変動や利回りを考えて、株券や債券を買うこと』

となっています。

『資本を出す』となると
手元から離れていくイメージもあり、

『相場の変動や利回りを考えて』では
難しいイメージもあり、

総合的にネガティブな印象を受けるのは私だけでしょうか。

実際に、

1980年代後半から90年代初めに日本株式に投資をした人で、

その後も株式を持ち続けたという人の中には、

『投資に失敗した』という経験をした人も少ないくないと思います。

日本語ではネガティブな印象ですが、


⭐️英語で見てみると

『investment』=投資になります。

語源は、ラテン語の‘’investure’’という言葉に行き着くそうです。

この言葉は、『中に=in』という意味と、

『着物などを着せる=vesture』の合成となっているそうです。

つまり、

『投資とはお金を儲けて、服をいっぱい着よう』
(貧乏では服は買えないから)

という意味になります。

日本語では
『将来利益が返ってくると信じて資産を投げる』

英語では
『お金を儲けて、服をいっぱい着よう』

となり大きな違いはないですが、私の中では英語の方が、

目的が明確で、日本語よりリターンまでの期間が手前の印象になります。

これは私の最初の印象で他の人には伝わりづらいので、

私は人に話す時はこのように考え伝えています。

『投資とは資産への交換である』です。

例えば、株式や債券でもFXでも、

ただ銀行に入れておくだけでは時間が勿体無いので、

株式・債券・FXなどに交換し、そこからのキャッシュフローを得ることが目的ですが、

いざとなれば、現金に換金することができるもの。

なので、投資とは手元から一旦離れますが、

①また返ってくるものである事

②そこからキャッシュフローを生み出す事
を条件として設定しておくのです。

もうそれ以外は『投資』ではなく
『ギャンブル』だと割り切る感じですかね。

①に関しては元本割れする金融商品もあるので、

それには自分で逆指値注文でもしておいて

『損切設定』などで元本割れをしないようにしておく事です。

『投資はただの交換』です。



2、投資はあくまで手段

投資の目的は『資産を増やす事』です。

ですが、増やすことが目的であっても
投資は手段でしかありません。

増やした後は人それぞれです。

・マイホームを購入するための住宅ローンの頭金。
・子供が大学まで進学するまでの教育資金。
・定年退職後の老後資金を貯めるため。
・早めに引退したい

年収の多い方は投資という選択肢をとらなくても、

目標の金額まで貯めることができるかと思います。

投資するより稼いだほうが早い方は別に投資する必要はないと思います。

ですが、そういった方ばかりではなく、

自分の稼ぐ力と時間が「足りひんなぁ〜」
と考えしまう方も多いかと。

そういう方の希望を現実にするための
『架け橋』の一つが投資です。

目的と手段が混合すると、
本来何をしたかったのか?があやふやになり、

ただの道具である『お金』にまた翻弄されかねません。

そうなると本末転倒ですので、気を付けたいところですね。



3、金融界・経済界の『投資』の意味

金融業界と経済界では、投資の定義が違ってきます。

⭐️金融業界での『投資』
『資金を投じて、それ以上の額になって返ってくるようにすること』

という意味になります。

つまり、お金が儲かればどのような手段を用いても構わないわけです。

もちろん違法な事はダメですよ。

利益になりさえすれば実際に人が潤ったり、

幸せになったりする必要がありません。

例えば、外貨の取引で、
1ドルを100円で購入し、1ドルが105円になってから売ったとします。
100円分のドルを買い、105万円で売れるので、5万円の利益です。
この時、全く誰の得にもならずただ単にドル円の売り買いしか行っていなくても、金融業界の定義では、投資と言えます。

物資を購入するとか、新しい人材を雇い入れるとかはありません。

お金さえ儲かれば良いのです。


⭐️経済界での『投資』
金融業界に対して、経済界で言われる投資は
『資金を投じることによって生産性を上げる』

という意味になります。

例えば、
・ビルの一室を借りて仕事に活用する
・新しい機械を購入して作業の効率を上げる
・優秀な人材を雇って会社の業績を伸ばす

といった行為を指します。

仮に目に見えないサービスであっても、

何か生産性を向上させる行為でなければいけません。

経済での『投資』の方が聴こえは良いですね。



4、投資と貯蓄の違い

これまで投資についてでしたが、違う視点からも見て見ましょう。

⭐️貯蓄とは
銀行などの口座にお金を預けること
利率が高い場合は利益も期待できますが、
基本的には貯めることに重点が置かれます。
資金を減らすことなく確実に預けた金額だけ増やしていく行為になり、
お金を運用するよりも、安全に保管することを重視していると言えます。


⭐️投資
なんども説明しましたが、
投じた資金以上の金額になって返ってくることを期待する行為。
つまり、お金を増やすことが重視されます。
この場合は、元本よりも減ってしまうリスクが生じますので、
貯蓄に比べて色々と勉強が必要になってきます。

現在では『貯蓄』する方が多いかと思いますが、

なぜ多いかというと、

何も考えないで済みますので非常に楽だからです。

投資だと色々と勉強やリスクへの対処などすることが沢山あります。

それでも『損失』になることもありますので、大変です。

『貯蓄』はただ銀行口座に入れるだけ。
楽ですよねぇ〜

そう仕組んだのも頭の良い人達です。

すこ〜し貧乏な方が仕事を辞められないので、

一生懸命に働くしかない状態にして、
言わば拘束していたと言えます。

しかし、そう分かっていても「それで良い」という方もいて良いかと思います。

投資家でYoutuberのバフェット太朗さんが

「誰しも格差社会の底辺で生きる資格はあります」と凄いことを言っていました。w

それはそれで自由ですね。



5、リスクへの対処

いざ投資をするとなると、避けられず常に側にいるのが『リスク』です。

どのような投資にもリスクは存在します。

一見すると利益率が高いように思える投資方法でも、

リスクを考慮に入れていないと損をしてしまいかねません。

逆に、長所だけではなく、短所も理解しておけば、

損害を出す確率は格段に下げられます。

長期的に安定して利益を出すために
『リスクの対処法』を見ていきます。

1、銘柄で分散する
2、長期投資をする
3、時間分散をする

1、銘柄で分散する
例えば、株式投資の際に1つの銘柄に手持ちの資金を投じたとします。
すると、値上がりした時には大きく利益を上げることができますが、値下がりした時は、目も当てられません。
そこで、銘柄の違う株式に分散して投資するわけです。
また銘柄だけでなく、業種も分散することもポイントです。
建設・食料品・通信・サービスなど様々な業種に分散して資金を投じることで、特定の業界に大打撃を与えるような事態に陥っても大きく損をすることを避けられます。

2、長期投資をする
株式や為替などは数日や数ヶ月といった短期的に見ると価格が大きく変動することがあります。
予想通りの変動なら良いですが、逆へ動いた場合は損失になります。
ですが、長期的には元の価格まで戻ってくることが多いので、長期投資ならば変動の振れ幅を小さくすることができます。
別の言い方をすると、『長期投資の方が安定して利益を上げられる』ということになります。
まぁ全てを長期投資にする必要はありません。
短期投資ならば、短い期間で大きな利益を得られる可能性もありますので、手持ちの資金の何割かを長期投資に回し、残りは短期投資で大きめの利益を狙うというのが投資の基本戦略です。

3、時間分散をする
これも立派なリスク回避方法の1つです。
時間分散というのは、簡単に言うと投資するタイミングをずらす方法です。
例えば、株式投資をする際に手持ちの資金をいきなり全額投資するのではなく、同じ銘柄に対して1ヶ月ごとに資金の一定割合ずつ投資していくことです。
こうすることで、手持ちの株の株価を平均することが可能で、株価が平均化すると言うことは、大きく損をするリスクを減らすことになります。
また時間分散のメリットとして、手持ちの資金を最大限活用できるというものもあります。
「ある程度まとまった資金ができたら投資しよう」と思っていると、投資を開始するまでに時間がかかってしまいます。
そこで毎月2万円〜3万円ずつでも構わないので、始められる時に始めてしまうのです。
しかもただ株価などを見るよりも、実際に運用するのでは全く変わります。
たとえ少額でも、自分のお金ですので本気になり色々調べたりしますので、経験値も身に付きます。
百聞一見にしかず百見は一考にしかず百考は一行にしかず百行は一効にしかず百効は一幸にしかず百幸は一皇にしかず
聞く・見るよりもやってみて、そこから理解することが大切という意味です。

まずは自分から。頑張ります!!

その前にちょっと飲んできますw

それでは

明日も「適当に頑張りましょう」


ーーーーーーーーーーーーーー
最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
ありがとうございました。
誤字脱字は確認していますが、中にはあるかもしてません。
それでもあった場合は、何となくの解釈で
お願い奉るで候。


〜🐶今回のイッヌ🐶〜
かほちゃん
黒すぎて目がどこか分からん👀


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?