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「ピースボートで一番なにしたい?」~第4回勉強会~

通訳ボランティア(中国/韓国/スペイン/英語/日本)チームの勉強会も四回目。

少しずつ他のメンバーの名前や顔を覚え始め、また複数言語が飛び交う環境にも慣れてきて、緊張感が少し減ってきました。

勉強会の内容とそれに対する個人的な感想をまとめました。特に通訳で乗ろうとしてる人に向けて役立てば良いなあ。(というのはおまけで、自分のための記録。)

アイスブレイク

今回のアイスブレイクも、多言語話者が集まる場として特別なルールのもと会話が進みます。

「ピースボートで一番なにしたい?」というテーマで、前に話したひとの言語を通訳したあとに指定された言語(一人2言語以上話せるため)で話すというもの。

わたしは英語で話してくれた内容を日本語に通訳し、自分の話は英語で話しました。日本語通訳のときは「英語を聴く」「いい感じの日本語で話す」という頭の使い方が必要で、英語で話すときは「考える」と「英語でいい感じに話す」という頭の使い方。どのスキルも惰性でできないから、アイスブレイクとして重い内容じゃないけど、大変な作業だなぁという感じ。

通訳してくれるのでみんなの言っていることが理解できるし、通訳練習にもなって一石二鳥。

日英通訳のメンバ―の方が、英語に通訳しやすい流れで日本語を話していたことに親切さと経験の豊富さを感じました。
(自分の場合は緊張しいなので、そんなこと考える余裕ない。まだまだ自分の番が来たら緊張で心臓ばくばく。)

一部しか抜粋できていないですが、こんなことをみんな言っていました。

  • 人と話す (人生、キャリア、異文化理解)

  • 生活習慣(早寝早起き、エクササイズ、ヨガ、プール、ジム)

  • 観光(エジプト、スペイン)

  • スキル・知識(通訳スキル向上、講義)

一番やりたいこと

一番に絞るのはむずかしいけど、キャリアについて話を聞きくこと。年配の方も多く乗船しており、人生経験が豊富かつピースボートに乗りたいという好奇心の高い人たちだと思うから。

自分のやりたいことに近い人の話を通じて、どう仕事と向き合っていくか、天職を見つけるか、ヒントが見つかったらいい。

やりたいことについては、別途ちゃんと書きたい。始まってから見返した時にいい比較になるはずだから。(ただの独り言になってしまった)

船内イベント

次のアジェンダはゲストの話。

毎回ひとりはゲストの方がきてくださる。今回は椎名慈子(NORIKO SHIINA)、のりぴーさん。

プログラムディレクター(PD)という船内のイベントをコーディネートしてくださる役割で、船内のイベントや必要な持ち物/服装について教えてくださった。

まず船内で一番大きなイベントは全員参加の運動会。毎年実施していて、泣くひともいるくらい感動的なイベントらしい。(船で運動会ってあんまり想像できない。運動できるのは楽しそう。)

もうひとつは「ホワイトパーティ」。真っ白にドレスアップするというイベントで、毎年やっているわけではない?らしい。(普段やる機会がないパリピ系イベントだけど、体験マニアとしては楽しみ。服あったかな。。。)

祭りやパーティで民族衣装を着るため、浴衣・じんべいやそのほかの民族衣装を持ってきてとのこと。(前に買った着物、なんだかんだ毎年着る機会があってうれしい。)

いま感じていること

すっかり通訳や乗船手続きに集中しすぎて、そういう楽しい系のイメージができていなかったので、必要最低限なことだけじゃなくてプラスアルファのお楽しみの部分もちゃんと準備したいと思った。割と時間がない。焦る。

水先案内人講座

水先案内人とは、船内で色んな講義をしてくださる講師の方のことで、ピースボートの目玉でもあります(個人的に楽しみにしてるだけかもしれないけど)。20名が乗船されるらしい。

英語から日本語は逐次通訳で、英/日から他の言語は同時通訳が多い。で、専門レベルの高さから難度が高く、時間も75分と長いのでチームで通訳する。

スペイン語通訳者は2名しかいないので、全講座にアサインされる。(大変だ・・)

専門的な内容がおおいため電波のある陸上でできる限りリサーチをしている必要があり、乗船前にどの講座を担当するかは決まる。(語学が不安すぎるので知識で補うしかない。)

分野は歴史、天文学、文化などがあり、得意な分野にアサインされるとは限らない。(理系が少なさそう。生物ならいいけどその他の理系科目きつそ・・・)

案内人の情報や関連するテーマに関する情報を事前にリサーチして、ワードリストの作成は必須らしい。

乗船後に事前打合せがありそこで講義の内容を把握することができるらしい。水先案内人は全日程で参加するわけではなく区間乗船のため、実際の講義の4日前くらいに打合せができるらしい。数日の準備期間があるときもあれば数時間のときもある。

(事前にリサーチしたとて、実際の内容を聞けるのはここなので、結局船内での対話が一番大事なんだろう。)

PB通訳経験者から、講義の内容を理解するだけじゃなくて、講義の背景知識をいかに蓄えて自分の中で咀嚼して理解しておけるかが大事だとのコメントがあった。(こういうTIPSありがたい。)

本番がおわったら言語ごとに将来のPBのためにレポートにまとめ、将来の通訳に役立つ情報を記録していく。

ピースボートプログラムというのもあり、水案講座と同じくらい通訳難度が高いらしい。

ピースボートプログラム

いま感じていること

ピースボートの中で講義やプログラムを楽しみにしていたのですが、参加者気分で気軽におもっていたけど、自分でやるのかという実感がわいてきました。

この勉強会後にどの水案の通訳をやりたいかアンケートがあり(興味関心を聞いてくれるの優しい。)、私の興味がある分野である環境問題/生き物/ジェンダー関連はなさそうだったので、ピースボートプログラムの「PEACE&GREEN BOAT」「SDGs」を志望してみました。何にアサインされるかドキドキです。(天文学が一番やばそうなので避けたいw)

正直不安だらけですが、やれるだけのことはやって、チームと協力してコミュニケーションのサポートがんばります。

通訳練習

通訳は練習、準備、チームワークの総合格闘技。ということで、ノートテイキングのコツを教わりました。

・主となる情報を訳す=詳しい情報や一語一語に集中しない
・チームでのノート取りは事前にルールを決めておく(紙?PC?など)
・速記できるように記号や略語を決めたり覚えておく

など。

今回のクルーズは「日食」を観られるのもメインコンテンツらしく、暗い時はPCじゃ無いとメモるのが難しかったり、逆に星を見るときは暗くしないといけないので手書きなど、状況により限定されることはある。というのは世界一周ならではの条件で面白い視点。

取り止めもないけど、今回はまとめる余裕もなく、記録ベースで。

さいごに

退職手続き、出航手続き、個人事業で抱えてる仕事に忙殺されてて通訳練習の宿題に手が回らない汗汗

さっさと片付けてピースボートに専念したい〜

仕事もっと早くやめてもよかったな。後世に次ぐ、「準備は一ヶ月じゃ足りない!」

ぼんぼやーじゅ⛵️





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