ノンバイナリーアイコンになるか

ライバーを始めてそろそろ1ヶ月。手慣れてきた。

その活動の中で起きた出来事に、ちゃんと向き合うと思う。

出来事というのは昨日のこと。

あるライバーさんを「Aさん」称する。
Aさんが自分の配信に来てくれたので、わたしも配信に遊びに行った。

「いなりちゃんだ。」

(私の心の声)「あれ、今までいなりくんて呼んでたよな」

「この前お邪魔したらめっちゃ女の子だった。プロフィールは男の子だと思ったんだけど、めっちゃ女の子。」

グサッ…

ざわついた理由は(説明しなくても済むくらいにしたいんだけど)、自分の認識とは違うジェンダーを押し付けられた、決めつけられたから。

(自分のジェンダー関連のnoteはこちら)

それだけじゃないけど。

間違っちゃうとか、取り扱いわかんないとか、ジェンダーについて知らないとか、全然良い。
名前だって、ちゃんでもくんでもなんでもいい。

「女の子だったんだね」って言われて大丈夫な時も全然ある。男だと思い込まれても全然良い。

表面的なことは割と受け流せる(ようになってきた)。

ただ、今回の場合は、なぜかすごく傷ついた。

「男に見せかけてるけど違うよ!この子はアイコンで表現してる性別はほんとは違うんだよ!」

悪いことした?と思わされるようなニュアンスを感じ取った。

自分が月例の感傷期間にあり、ネガティブな捉え方をしてしまっている、というのは大いにあるんだけど。月はでかいし。(関係ないか)

でも、そういう状態にいる人間も人間だから、そのステータスをイレギュラーとして、普段なら受け流せるから問題視しない、と処理するのはあまりにも非人間的。

とはいえ、こんなジェンダー関連のかすり傷は日常茶飯事なので、気にするまいと配信は聞き続けていた。

軽い抵抗をしようと配信画面に

「めっちゃ女🤣」

とコメントを打った。

Aさん「そうそう。めっちゃ女の子。声とか。」

🤣なんていう曖昧な表現じゃ、不快感は伝わらないのに。違和感に気づいて欲しかったんだと思うけど。あまりにも中途半端で、振り返っても、意味ないよなと思う。

傷つきに行ってるだけじゃん。と反省し、退出した。

戦うなら、即退散して、立て直してから挑めむべし。

ということで時が経ち立て直されたいま、決めたことがある。

「ノンバイナリーアイコンになるために」活動する。

結局ここでも、存在説明の努力しなきゃいけないのね、はいはい。いつものことね。って感じだけど。

(そろそろ、その努力が必要なことを当然のこととして受け入れた方がいいかも?)

ほんとは、自分の優先順位の高いアイデンティティはそこではなくて。旅が好きなこととか、佐渡でヨットクラブやってるとか、そういうことを話したいし、そこで繋がりたい。

のに、出会い頭に「女?男?あ、おんなかー!」って、突如現れた人影に刺されHPを消耗するから、やるしかない。

小さなことから手をつける。
まずアイコンやプロフィールにはっきりとジェンダーを書き、そして、今後、配信中の自己紹介でノンバイナリーであることと、その意味を伝えていく。

世のノンバイナリーが少しでも生きやすくなりますように。

そもそも、なんでライバーやってんの?

という問いに関しては、変動的かつ現在は模索中。

良いバイトだなあという動機から始まり、今は稼ぐことの難度を実感しているが、新しい環境で学べることは多々ある。社会学的観点での探求もできるし。

一旦、10/16までやる予定。(またその後に再開するかもですが。)

いまはニュージーランドから配信してるので、NZ話聞きたいよ、久しぶりに顔見たいよ、ノンバイナリーのアイコン化計画応援するよというのがあれば、ぜひ覗きに来てください。

https://17.live/s/u/8b0d5b93-0183-4284-b93a-e2aeaa7f969a

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