髪一本の寿命は5年❗️
頭皮の毛髪は1カ月におよそ1cmずつ伸びます。1本あたりの寿命は5年前後といわれています。ですが、毛はつねに成長しているわけでなく、一定期間の成長期が過ぎると毛根は細胞分裂をやめて角化を始めます。
そうすると毛の成長は止まり、同時に毛根はしだいに表面に押しあげられて脱毛します。そして、ある時期になると、また新しい成長期の毛が発生してきます。この毛の生え変わりを毛周期(ヘアサイクル)と呼んでいます。
◆成長期初期
毛乳頭を抱えこんだ毛母細胞が分裂・増殖を繰り返し、成長していきます。
◆成長期(5〜6年)✳︎
皮下組織に達した毛球の中では毛乳頭が盛んに栄養を取りこみ、毛母細胞へ供給し毛が伸びて太くなります。
◆退行期(2〜3週)✳︎
毛母細胞の分裂が止まり、毛球が収縮して毛根が上に押し上げられます。毛乳頭は毛球から離れていきます。
◆休止期(2〜3カ月)✳︎
毛乳頭は丸くなり次の毛芽(毛母細胞のもととなるもの)は活発になるまで待機します。毛髪が自然に抜けおちるまで2〜3カ月かかります。
✳︎カッコ内の数字は頭皮の毛髪の目安期間
✳︎毛髪の成長期には個人差がある
〈異常な脱毛〉
何らかの影響や環境で毛周期が乱れ、成長期の毛髪が一定期間に満たないまま成長をやめ、退行→休止→脱毛へと至ってしまう状態(✳︎抗がん剤は分裂が活発な細胞に強く影響し、毛母細胞が抗がん剤や放射線治療の影響を受けると脱毛が起こります)。
〈自然な脱毛〉
毛髪はつねに成長しているわけではなく、毛周期といって一定周期で発毛〜脱毛を繰り返します。1日に抜ける本数は約40〜70本です。一定期間の成長が過ぎると毛根は細胞分裂をやめます。この毛周期に沿った脱毛は自然な脱毛です。
〈毛髪の栄養〉
栄養は毛髪の成長に重要な要因の一つです。
健康で丈夫な髪を作る「タンパク質」「亜鉛 」「ビタミン」は、卵の黄身、ほうれん草、牛乳、酵母、ピーナッツなどに、
つやと黒々とした髪を作る「カルシウム」「銅」などは、わかめ、昆布などの海藻類及び牛乳、大豆、チーズ、ほうれん草があります。
毛髪に良いものがあれば悪いものもあり、その一番はストレスです。ストレスや紫外線が活性酸素を誘発し、細胞にダメージをあたえ白髪や抜け毛の原因になるとのことです。
つまり、健康な髪を維持するためには、バランスの取れた食事とストレスを溜めないことが大事ですね!
Care&Care INAMU
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?