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『素人の意見』=『究極の形』

こういった経験はみなさんもあるはずです。

自分の仕事のことや、自分の好きな何かに対して、誰かに口を出されてイラっとしてことありますよね?特に言われた相手が素人の場合はそのイライラは倍増するだろう。

素人のくせに!お前に何が分かるんだよ!
この分野の知識ないくせに!無知なくせに!

と言いたくなる気持ちは分かります。私も幾度となくイラっとしたことあります。でも、その『素人の意見』って実はとってもいろんなヒントが隠されていたりするんですよね。そこで、私は、

『素人の意見』=『究極の形』

と自分の中で定義を持っています。

探求するから見えなくなるコト

 私はサッカーが大好きです。たまにサッカーのをあまり知らない(見ない)人とサッカーを観戦します。その時には『素人の意見』がたくさん出てきます。

・何でボールを相手に渡しちゃうの?
・ずっとボール持ってれば負けないでしょ?
・遠くからでもとにかく「シュート打て!」と言う。
etc…

 サッカーを大好きな人から見ればこの発言を言われた瞬間、心の中で「そんなの無理なんだよ?あーサッカー知らないなぁ」と叫びたくなるでしょう。しかし、その『素人の意見』は『究極の形』だったりします。

ボールを試合開始から終わりまで持っていれば負けない(それは100%無理ですけど。サッカーにはキックオフで必ず相手がボールを触れる機会あるので、90分全の時間ボールを持っていることはできませんが、それに近づける時間ボールを持つことは不可能ではありません)。

凄いキック力を持った選手がいて、ピッチのどこからでもシュートを打てればゴールをもっと奪える

これって『究極の形』だと思いませんか?

サッカーが好きな人は試合をたくさん見たり、勉強したりするでしょう。そうすると蓄積される知識や経験。例に挙げたサッカー以外の趣味や仕事でもこれは同じように言えるでしょう。好きだからこそ、その分野に詳しいからこそ、見えなくなることがたくさんあります

素直な意見

 『素人の意見』はとっても素直だと思っています。見たまんま、感じたまんまを言葉にします。その経験者や探求者から言わせてみれば「馬鹿馬鹿しい意見だ」「そんなの分かっている」「そんなのは無理に決まっている」と決めつけから入ってしまう場合もあるでしょう。しかし、その「素人の意見」って目指すべき形だったり、新たなアイデアに繋がります。

自分の仕事や、自分の得意分野にとって「素人の意見」を言ってくれる人に意図的に会うのは面白い。最初から「今日は素人の素直な意見を聞きに行くんだ!」そう言う気持ちで会えばイライラすることもないでしょう。本当に求めることや、本当に大切なことに気付かせてくれたり、思い出させてくれる時間になると思います。


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