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先生の目

太極拳指導者のイナミです


今回は自分が先生をしてるときの人間(生徒)の見え方が
どんどん進化している話



私は日体大で運動を

専門学校で医療を

中国で武術や気功を学び体験しました



ひとつ進むごとに新しい見え方をするのが面白くて

そしてどんどん指導しやすくなる


ある時は 骨で

ある時は 筋肉の動きで

ある時は 重心で

ある時は 気で


生徒が様々な見え方をするんです


こんな感じ↓

(↑イラストかわいいよね?!我ながら良いかんじに描けたと思うんだけど!とくに真ん中の骨のやつがお気に入りだよ...!)


生徒の動きが悪いとき

まずは原因を探る


わからない時は、視点を切り替えて見ると

その原因が見えてくる


それだけじゃなく

自分や先生たち、生徒や周りの人の動きも分かってくる



特にひとの重心と〇〇が見えるようになってから

格段に教えるのが楽になりました


生徒に足りない部分がすぐに分かるし

そこを直せば確実に

そしてすぐに良くしてあげることができる


ただ、所謂正しいといわれるもの(動きやカタ)しか知らずに生徒を見ていたら

気付かない部分がたくさんある
(というかこの部分しか見えてない指導者が多いと思う)

伸ばしてあげられるものも、伸ばせなくなってしまう



みんなそれぞれ癖がある

性格によっても動きに癖が出てくるし

体の大きさや長さも違うし

年齢や運動歴によってもかなり差がある




もちろん私も最初から全部見えていたわけじゃありません

解剖学に基づいて骨や筋肉は勉強すればすぐに分かる


だけど

武術や東洋医術である鍼灸には物理的に見えない分野があるし、それが分からないと次のフェーズにいけない

ずっと見えなくて悔しくて

人から教えてもらったり、試行錯誤してみたり

すごい見る練習をした


苦しかったけどそれによって確実に私も成長したし

生徒を成長させてあげられるようになったと実感しています



INAMI


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