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テイカカヅラの蔦でカゴづくりに挑戦

今回は、裏山をきれいにしていく中で採った
テイカカズラの蔦でカゴを作った時のお話です。

私、今のマイブームは草刈りなのですが、
そのきっかけは、裏山をきれいにし始めたことでした。

私が幼い頃は、裏山にあった田んぼが手入れされており、
人の山への出入りが頻繁にありました。

私もしょっちゅう山に入ってどんぐりを拾ったり、
探検していました。

それが田んぼをされていた方々の高齢が理由で
田んぼをやめた途端、あっという間に荒地になっていきました。

山に入る人がいなくなったことで道が笹や竹で塞がれ、
蔦も木々に絡まり、さらに荒地に。

そういう状態がここ10年ほど続いていましたが、
また山で散歩したい!と家族みんなで裏山をきれいにし始めました。

その中で、木に絡まっている蔦をたくさんとりました。
その時はなんの蔦かわからなかったのですが、
この大量の蔦で何かカゴ編めないかな?ととりあえず持ち帰ることに。

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まずは取ってきた蔦でカゴが編めるのか調べるために、
なんの蔦なのかを調べました。

お花は咲いていなかったので、葉っぱから検索。

その結果、どうやらテイカカズラであることが判明。

テイカカズラの名前は、式子内親王を愛しすぎた藤原定家が、
死後も彼女のことを忘れられず、蔦に生まれ変わって
彼女のお墓に絡みついたという伝説が由来だそうです。

また、漆ほどはかぶれないけれど
白い樹液は毒性があり注意が必要とのことでしたが、
樹液はでてこなかったので早速カゴ作りを開始しました。

参考にしたのはこちらの動画。

この動画のハンナさんが作る完璧なカゴをイメージしながら
作ったカゴがこちら。

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玄関の前に、お花入れとして飾っています。

使う蔦が曲がっていたこともあり、ぐにゃぐにゃな仕上がりに…
けど、その素人臭さがなかなかいい味を出していて満足。

ちなみに、取手部分の太い蔦がチャームポイントです。

季節によって、生けるお花を変えて楽しんでいます。

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取ってきた蔦はまだ残っているので、
またカゴを編んでみようかなと思います!


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