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言葉の後悔の話

自分の放った言葉に酷く後悔をする。

思わず口からこぼれた軽口が、相手の顔を酷く曇らせたり
考えて放った言葉なのに、本当に伝えたいこととはかけ離れていたり

そういう時、私はこの世から自分を消したくなる。

自分が消えたところで、相手の気持ちは変わらないのに。
何か、その言葉を打ち消すほどの
大きな出来事を作りたくなる。


先日からあの子が「行きたいな」と話していた店に
「行く?」
と言われた時に、
行きたいのはあの子なのに、疑問形で尋ねることで
"私が行きたがっている"事になるのが
なんともやるせなくて

「行かないという選択肢はあるの?」

なんて、言ってしまった。
激しく後悔した。
私が「行きたい!」と真っ直ぐに答えていれば楽しいだけだったはずを
「行かない」と言えば、他の人を誘えたはずを

あの子は「どちらでもいいよ」と返事をくれたけれど

私はあの子を傷つけてしまったんだなぁ。

ちがうちがう!
行かないという選択肢はあるのだろうか?いや、ない!
って言う反語を使ってみたんだよ〜!

なんて、取ってつけてみたけど

最低だったな。
ごめん。

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