【立川志のぽん独演会】 番外編#3
みなさん、いつもお世話になっております!
これまで、自己紹介にも書いたマイルールを大切にしながら、私の大好きな本について書いていきましたが、本日は番外編です。
読書に関するマガジンはこちら↓
今回は、#45で書きましたが、この本での勉強の成果を発揮すべく!?、実際に落語を見てきましたのでお伝えしたいと思います!
第4回 豆まめ落語
今回参加させていただいたのは、こちら!
私の住まいから比較的近い、苫小牧市沼ノ端での開催!
私にとっては、前回2月に引続き、2回目の参加となりました。
前回の様子は、こちらの本の投稿の中に書いています。
よろしければ↓↓↓
会場へ
会場は、ブックカフェ豆太さん!
下のHPをご覧いただけるとよく分かりますが、とっても良い雰囲気のお店です!
開演
出囃子でご登場されて、まずは演目でないお話しから、お客様を温めてくれます。
今回は、ベトナムの話し。
師匠と共に、ベトナムのホーチミンへ、兄弟弟子の方のピンチヒッターとし急遽行かれた時のお話をしていただきました。
こういった話題から、演目に入っていくのですが、下手するといつ演目に入ったかわからない位、内容がグラデーションになって徐々に入り込んでいく。
ベトナムの話が、しっかりと前振りになっている、繋がっているんです。
今日の演目は、大体1本20分前後で、中入り前の前半は2本、後半に1本。
以前、ご本人と奥様とお話しした時に聞いたのだが、その日何を話すか、つまり演目は事前に決まっていないとのこと。
歌舞伎は最初から演目が決まっているが、落語のチラシを見て演目などが書いていないことに最初は戸惑ったことを思い出します。
この日は雨。
なんと、今回の演目3本は全て雨に関するもの。
20分程度のネタを頭に入れ、一人で何役もしゃべりながら、細かなしくざさや表情などの演技も同時に行います。
しかも、周りの方々のお話に耳を傾けると、昨日と全て演目が違うとのこと。
確かに、昨日は雨でなかった。
いったい何本の演目が頭の中に入っているのか、しかも、状況に合わせて引き出しからさっと取り出すことができる。
コレがまさに藝というものなんだ!!そう感じさせられます。
しかも演目の間のお話が海外での話しだから、一気に日本へ引き戻しされる感覚というか、振り幅もまた面白かったです!
相変わらずネタについては素人すぎて全然わからないが、ネタでない部分でもお客さんの耳を惹きつける力、想像力を掻き立てる力を必要とするのが、演目と並ぶもう一つの魅力なのでしょう。
ネタもこちらも、両方笑えたし、学びもありました!
むすびに
後半では、ネタの解説などもしてくださいました。
素人にとってはとてもありがたいことです。
ご丁寧に演目まで!
今回の演目の中で、構成を試行錯誤しているもの、いわば試作品をご披露いただいたということでした。
その方その方の、オリジナルな演目を日々磨かれているということでしょうか。
最近読んだ伝統芸能・伝統文化に関する本に必ずと言っていいほど、
『変えて良いもの・悪いもの』
みたいな話しが出てきます。
現代に合わせて変える必要があるもの。
これまで連綿と紡いできた変える必要のない大切なもの。
この辺のバランスを取ることが、現代にその藝を受け継ぐ方々のジレンマであり、やり甲斐でもあるのだと勝手に感じています。
今日は本当に、楽しかったです!!
ありがとうございました!!
もしサポートしていただけるならば、現在投稿の軸にしている本の購入やパピーウォーキングにかかる経費に充てさせていただきたいと考えています。