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成長を促す、大人の心得

失敗を妨げないこと、失敗を許容できること
成長を促す大人の心得。

大学の先生とお付き合いすると、若者との接し方についてとても勉強になる。

親切な大人ほど、先回りして失敗の芽を摘んでいくのだが、
これが長い目で見ると親切ではなくて、
相手の成長の機会を奪ってしまうことになる。

サービス業に長く従事していると、
お客様のことを考えて、いかに快適で心地よい思いをしてもらえるかに思いを馳せることになる。
これはあくまでお客様に対してのサービスの話。

未来のことを考えると、
こどもたちにしっかり成長してもらうことが大切になる。
地域のことを考えると、
地域に関わる人たちが各々成長することが大切になる。
そこに、お客様意識と、サービスの授受は不要である。

不快になるから快適性を考える
失敗するから改善策を考える
だから成長する。

その成長の機会を間違った親切心は知らず知らずのうちに妨げてしまう。

相手のことを思って、成長を促そうとするのなら、
失敗を妨げないことと、失敗を許容できること。
これが長い目で見たとの親切心なのかもしれない。
いや、成長を促すのはそもそも親切ではないのかな。

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