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ホースのベタつきを取る3つの方法と注意点

ガーデニングや洗車をしていると「なんかホースがベタベタしてる!」と困った経験はありませんか?

最初のうちはただペタペタしているだけですが、そのまま放置していると茶色く変色し、触れるとベタベタが付着するようになってしまいます。


今回はそんなホースのベタつきの原因や取り方、取るときの注意点を紹介していきます。

ホースは意外と高価なものなので、買い換える前にぜひ今回紹介する方法を試してみてください!


ホースのベタつきの原因


屋外にホースを出しておくと、太陽からの “ 紫外線 ” が原因で茶色いベタつきが発生してしまいます。

一般的に外で使う物なので仕方がないことではありますが、使わないときは紫外線が当たらないようにカバーをかけたり、屋内で保管するとベタつきの発生を抑えることができます。

ベタつきが発生してもホースとしての機能に問題はありませんが、手にベタつきが付いたり、ホースに草がまとわりついたり、見た目も悪くなるので結構ストレスが溜まります。


ホースのベタつきの取り方


ホースのベタつきは「無水エタノール」や「ハンドソープ」「重曹」を使って取ることができます。

無水エタノールやハンドソープを使用する場合はウエスやスポンジに付けて、ゴシゴシ擦ってベタつきを取っていきます。

重曹を使用する場合は、重曹を溶かした水の中にホースを半日ほど漬け込み、スポンジなどで擦りながら洗い落としていきます。

どの方法でもベタつきは取れますが、ホースの劣化具合いよって取りやすさが違います。


この後、実践している様子を紹介していきますが、劣化のひどい我が家のホースの場合、無水エタノールやハンドソープで擦り取る方法では取り切れず、重曹水の漬け込みでベタつきを取りました。


いざ実践!ホースのベタつきを取ってみた。


まずはベタつきのある我が家のホースの状態を紹介します。

ベタベタしているのはわかっていましたが、気が付かないフリをして数年使い続けていました。

ですが、子どものビニールプールを使うようになり、プールにベタつきが付着してどんどん汚くなってしまうので、いい加減どうにかしようと重い腰を上げ、除去作業に踏み切りました。

この頃にはホースのどこを触ってもベタベタしており、ひどく茶色く変化している部分は触れるとベタつきが移ってしまう状態です。


ベタつきの取り方を調べてみると、「無水エタノール」や「ハンドソープ」を使用する方法が好評だったので、試してみましたが、ベタつきがひどい我が家のホースでは、あまりベタつきが取り切れませんでした。

この方法でベタつきを取るには結構ゴシゴシこする必要があり、20mホースの全体がベタついている我が家のものでは「キリがない」というのが正直なところです。


なので、ポリバケツに重曹を溶かした水に漬け込みベタつきを取る方法を実施していきます。

重曹は100円均一でも購入できます。

今回はおおよそ5リットルの水に対して100グラムくらいの重曹を使用しています。

40度ほどのお湯を使った方が効果あるようですが、今回は気にせず普通の水を使用しています。

トグロ状にきれいに巻いておくと水が少なくて済みます。

いざ漬け込もうとしてもそのままでは浮いてしまうので、レンガを使って押さえ込みます。

このまま半日以上漬け込みます。
(少し忙しくて2日そのままでした。笑)


取り出してスポンジで擦ってみると、無水エタノールやハンドソープと違って、軽い力でスルスルベタつきが落ちていきます。

ホースの左側は擦った後の状態。
汚れが落ちているのがわかります。

全体的にきれいになりましたが、頑固な部分が少し残ってしまいました。

茶色い部分や黒っぽいベタつきも少し残っています。

せっかくの重曹液がもったいないので、その水をそのまま使ってもう一度漬け込んでみます。


この時も半日ほどでよかったのですが、面倒臭さの方が勝ってしまい2日間漬け込んでいます。笑


1回目で薄く黄色く残っていたベタつきも2回目でだいぶ取ることができました。

黒いベタつきはおおよそなくなり、茶色い部分もだいぶ薄くなりました。


結果!


茶色く変色してしまったベタつきは重曹水への漬け込みでだいぶ取ることができました。

ですが、最初の状態が酷すぎたせいか、ベタベタは少し残っています。


最初の状態では黒いベタベタが手に付着してしまいましたが、処理後のホースはペタペタする程度でおさまっています。

とはいえ、ほとんどのベタつきはおおむね取ることができたので満足しています。


残ったベタつきに対して無水エタノールやハンドソープを試しましたが効果は薄そうです。


また、ベタつきがひどかった部分は白く色が抜けてしまいました。

青いホースがだいぶ白くなりました。

事前に方法を調べていたときも、「ホースが白くなってしまった」という人がいましたが、その方の場合は2日ほどすると色は元に戻ったそうです。

我が家のホースは何日経っても白く抜けたままでした。

やはり、元の状態が酷すぎたのかもしれません。

ベタつきを数年見なかったフリができるくらいなので、私は気にしませんが、やはり早め早めの対処が良さそうです。


今回の3つの方法どれでもホースのベタつきは解消できますが、その後も紫外線の当たるところに放置すると、再びベタつきが発生します。

ホースをなるべくきれいな状態に保ちたいのであれば、紫外線が当たらないように保管するのが一番良さそうです。


短いホースやベタつきが少ない状態であれば、「無水エタノール」や「ハンドソープ」が手軽でいいですが、

今回のようにベタつきが酷かったり長いホースを処理したい場合は重曹水に漬け込むと簡単に除去することができます。


やってわかった注意点!


重曹水に漬け込む場合はホースの接続部品や散水シャワーのヘッドは取り外した方が良さそうです。

重曹水で溶け出した茶色い汚れが白いプラスチップ部品に染み込んでしまいます。

漬け込み汁の色がプラ部品に染み込んでしまいました。

擦っても落ちないので、漬け込むときはホースのみにしておきましょう。

また、漬け込みに使用する桶やバケツも汚れてもいい物や汚れが移ってもわかりにくい色の物を使うようにしましょう。

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