母なる湿度?知らんけど。

湿気、お前最近ちょっとやり過ぎじゃない?正直お前に合わせるのきついよ。

暑すぎる。違う、蒸しすぎている。日本語だと蒸し暑いと「暑い」のカテゴリに入っているが、別の種類の暑さだとおもう。

エスキモーの言葉の世界には「雪」という言葉はなく、我々が包括して雪と呼ぶものを状態によって違うものとして認識するらしい。(なんかこれ嘘らしいけど)hotの一語ではなく熱いと暑いを使い分ける日本人にとっては暑さと湿度は不可分なんだろう。きっとただの温度が高い「熱い」とは違って、温度が高い+湿度が高い、という概念が「暑い」なんだ。いや知らんけど。文化は全くのエアプなので適当なこといわんとこ。

でも、時折あるカラッとした夏のあつい日、その心地よさを知ってしまっているから諦めがつかない。そんな情緒的な場面じゃなくてもエアコンで除湿するだけでなんとも過ごしやすくなると、「湿気さえなければ…」と思う。

湿度が高さに良いことはあるのだろうか。 

ここでまた、エアプ知識を開陳して適当な想像をした。

原始の時代、いきものは陸には上がれず、ずっと水の中で生きていた。いろんな理由があるのだろうが、細胞、特に卵を乾燥から守ることが出来なかったからだということを聞いたことがある。だから陸への進出は両生類から始まり、ずっと水場から離れられなかったのだと。ならば、多湿の場所の方が彼らも生きやすかったんじゃないだろうか。

赤道直下地域の、生物の多様性についてちょっと調べてみようかな。

この湿度が、僕らの祖先を育んだ「母なる湿度」なのだと思って、付き合っていこう。

いや、やっぱあちいわ。

そりゃ、あちいでしょ。

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