【狩猟免許】銃猟デビューへの道#19【狩猟前射撃練習】
ハンターを目指す経営戦略コンサルタントのちょーすです。
狩猟免許の取得から今年度の狩猟者登録まで無事に完了しましたが、狩猟に出る前に狩猟前射撃練習を行う必要があります。
狩猟前射撃練習
狩猟者登録を終えたら、狩猟前射撃練習は努力義務ではありますが、実施しておく必要があります。
特に何発撃たないといけないといった規定は無いと思います。
厳密に言えば、狩猟者登録を終える前でも、「猟銃用火薬類譲受許可証」又は「猟銃用火薬類無許可譲受票」で実包の譲受が出来るのであれば可能かと思いますが、私の進め方の場合は狩猟者登録後となりましたので、その内容で記載しています。
こちらは鳥取県警察本部からの引用ですが、他の都道府県でも同様となっているかと思います。
2 狩猟前練習に係る努力義務関係(法第10条の2第1項関係)
狩猟前練習に係る努力義務に関する規定については、狩猟用途の猟銃所持者に対する定期的な射撃の練習の促進を図り、猟銃の使用に伴う事故の発生を防止することを目的としているところ、狩猟前練習において使用する猟銃用火薬類に係る取扱いについては1に準じて対応すること。
また、日本火薬銃砲商組合連合会のサイトにはQ&A集がありました。
Q8-1 狩猟期前の射撃の練習はいつごろ行えばよいですか?
A 狩猟期前の射撃の練習は、その狩猟期に初めて狩猟に行く「少し」前に行ってください。あまり離れると狩猟期前の射撃の練習とみなされないことがあります。狩猟目的の猟銃を複数丁所持している場合はそれぞれの猟銃で行ってください。
Q8-2 狩猟期前の射撃練習は努力義務ということですが、罰則はありますか?
A 警察は実包帳簿と照合することで、狩猟期前の射撃の練習の確認をします。罰則はありませんが行政処分の対象となり得るため、狩猟期前の射撃の練習ができなかった場合の理由は必要になる可能性があります。事故防止のためにも狩猟期前の射撃の練習は行う必要があります
罰則は無いようですが、行政処分の対象となり得るとのことですので、特段の理由がなければ、必ず実施しておいた方が良いかと思います。
ちなみに私は所持許可証が交付される際に、最寄りの警察署の生活安全課の警察官の方から、「狩猟前射撃練習は努力義務ではありますが義務ですので、必ず行ってください。」と念入りにアナウンスを頂いておりました。
当日のスケジュール
団体等の予約があれば時間をずらす必要があるため、念のため、事前に射撃場へ電話を入れてから、向かいます。
私が訪れた時は日曜日ですが、射撃場の月例大会が行われており、昼過ぎまでは埋まっているとのことでした。
持ち物
備忘録程度で持っていくものをまとめておきます。
【射撃場への準備リスト】
銃
所持許可証
猟銃用火薬類譲受許可証又は猟銃用火薬類無許可譲受票
装弾(事前に購入の場合)
帽子
サングラス(できれば偏光レンズ)
ベスト
上から3つまではどれか1つでも忘れてしまうと、射撃場へ行っても射撃が出来ません。
帽子とサングラスは場所や時間によって逆光になったりするので、あった方が良いです。
受付
射撃場についたらまず所持許可証の提示をしてフロントで受付を行います。
装弾を購入する場合は猟銃用火薬類譲受許可証又は猟銃用火薬類無許可譲受票が必要です。(事前に銃砲店等で購入して行っても構いません。)
その際に何の競技を1R25発の競技で何ラウンドするか伝えます。
射撃練習
射撃教習以来の射場・射台になります。
今回は射撃教習でも行ったスキート競技を2ラウンド行うことにしました。
射撃教習で教わったことを思い返しながら、射撃練習を行います。
射撃教習から1ヶ月程しか経っていませんが、基本動作も忘れてしまっており、改めて据銃の動作の練習をしなければと気付かされた2ラウンドでした。
スコアは射撃教習の時よりは若干慣れたためか、1R10点、2R8点でした。
書くのが恥ずかしいくらいのスコアですが、個人的な記録として、またこの記事を読まれた初心者の方が自信が持てるように残しておこうと思います。
料金精算
クレー射撃の料金は入場料とクレー代、射撃場で購入する場合は装弾代から構成されます。
もちろん射撃場により料金設定は異なりますが、入場料(保険料込み)は大体500〜1,000円程度のようです。
クレー代は1枚40〜50円となっており、装弾代は弾種やメーカーによっても異なりますが、散弾で1発30〜40円程度、スラッグ弾で1発150円程度のようです。
そのため、ラウンド数にもよりますが、2R(50発)で5,000円程度、4R(100発)で10,000円程度となります。
つづく